【外国人風カラーの先駆者・松村明輝が初登場】最新の海外技術を教えるスクールビジネスの次に仕掛けるのは、常識を覆す人材雇用とサロンビジネス
次の挑戦は自分のサロンをつくり、年齢や人種の壁を超える求人をしたい
自分の中でモヤモヤするくらいなら、一旦スクール業を小さくして、今度はサロンで勝負したいなという思いになってきて。昔は自分のお店を出したいという気持ちは全くなかったんですけど、新型コロナを機にスクール業が打撃を受けたことも大きかったです。飽和したら次、という考え方が先行すると店舗運営は難しいので、今度は長生きさせることへの挑戦をしたいなと思っています。一番難しいことですけどね。
出店の場所は柏か松戸で探していて、セット面15席くらいの中規模サロンをつくる予定でいます。スクールで教えている外国人風、韓国人風、チャイボーグなど、海外の最新技術を提供できるお店にするつもりです。スタッフは家族より長い時間を共にするわけですから、仕事でストレスを抱えてほしくないですし、夢を与えたいと思っていて。常識を覆す求人も考えているので、年齢やジェンダー、人種などの壁を取っ払ってチャンスを提供できる形にしたいです。スクールの生徒さんは70代までいるんですけど、高齢の方でもうまい方は本当にうまいんですよ。カップルをまるっと採用するのもありかなと思うし、いろんな人が働けるサロンにしたいですね。
あと、僕は今パーマに注目しているので、韓国の根元を起こすパーマの機材を入れたりしているんです。日本式に変換して販売しようかなと考えているので、そちらも楽しみにしていてください。
プロフィール
(株)GDS(グローバルデザインスクール)
代表
松村 明輝(まつむら はるあき)
茨城県出身。国際理容美容専門学校卒業。19歳から美容業界に入り、フランスで技術研修を受けたことをきっかけに、海外の最新技術を日本向けに改良、発信をスタート。バレイヤージュの先駆者として外国人風を広め、さらに韓国人風、チャイボーグなどを含む海外の最新技術が学べるスクールを全国7カ所に創設。これまで3600名の卒業生と約150名の講師を輩出。現在はスクール運営を中心に美容師のパーソナル指導やコンサルを行なっているほか、『BLITZ柏』でサロンワークにも尽力。
Instagram:@haruaki_matumura
(文/織田みゆき photo/宮崎洋)
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