【FLEEK大城俊也】カラー理論を極めて客単価2倍超え!神戸から発信するツヤ髪デザインカラーが圧倒的に支持される理由
スタッフの夢を叶え、業界で活躍できる環境づくりに注力
――大城さんが出演するオンラインセミナーも、かなり人気だったとか。
おかげさまで、多くの人に見ていただけたみたいです。それも、通常より高めの金額に設定させていただきました。僕は何年も積み上げてきた技術に価値があると思っているので、そこを安く売ることには抵抗があるんですね。ただ、それは自分の利益のためという気持ちではなくて、それでも学びたいと思って来てくださる方が集まるので、お互いに気持ちがいいんですよね。かなり技術にこだわりをもっているので、そこは自負しているところですし、教えるからには本気で取り組み、もっと価値を上げていきたいと思っています。
――社内の教育は、どんなことに注力されていますか?
うちはブリーチが多いので、入社したらいきなりブリーチモデルをさせるんですね。なので、アシスタントはブリーチに関してはめちゃくちゃ技術レベルが高いです。レッスンはもちろん大事ですが、今の時代に必要なSNSもしっかりやらないといけないことだと考えていて。そういう当たり前のことをやりつつ、自分がこれまで作ってきたセミナーを開催できる環境だったり、業界誌に載るチャンスを与えて、頑張っているスタッフの背中を押していきたいなと思っています。美容師の仕事を楽しんでもらいたいので、それを実現できる環境を作るのが自分の役目ですね。FLEEKだからこそ経験できることを増やしていきたい、ということは常日頃考えています。
――今後は店舗展開も視野に?
というよりは、頑張っているスタッフがもし独立したいというなら、共同代表で出すという選択肢も用意したい、という感じでしょうか。スタッフの思いありきですし、やりたいと言われたら叶えてあげたいと思っています。
- プロフィール
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大城 俊也(おおしろとしや)/『FLEEK』代表
1986年、神戸生まれ。高校卒業後、通信で美容師免許を取得。19歳から美容業界に入り、神戸市内のサロン2店舗を経て27歳で業務委託サロンに転職。カラー技術を極めながら、SNSで美容師向けに技術動画の発信をスタート。2019年、FCオーナーとして『FLEEK』をオープン。”髪の毛を傷ませないブリーチ”を考案し、セミナー講師として全国で活躍。現在は関西を代表するカラーリストの一人として、サロンワークを中心にセミナー活動にも注力している。オンラインサロンも主宰。
Instagram:@toshiya.0811
(文/織田みゆき 撮影/山元裕人)