福岡FLEARプレス中嶋氏に聞く。今後生き残れるサロンとは。

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集客、リクルートが厳しくなっている昨今、「むしろ、今までよりもやることが明快になって動きやすくなりました」と言うFLEARのプレス中嶋増美さん。その根底にあるのは、既存顧客とスタッフを大切にするという「ファンベース」の考え方がありました。

 


 

集客は以前よりもやりやすくなっている

 

 

-中嶋さんは、プレスという肩書でお仕事をされていますが、具体的にはどんな仕事をされているのですか?

 

 

中嶋:ぶっちゃけ、「なんでも屋」です(笑)。ホームページも作りますし、撮影の手配もすれば、撮影もします。フリーペーパーを作ったり、スタッフ教育にも携わります。最近は、サロンのブランディングセミナーもさせていただいたりしています。

 

-プレスという役職が専任であるサロンさんは、全国的に見てもまだ多くないと思うのですが、プレスがいるメリットとは何でしょうか?

 

 

中嶋:常に新しい情報をとれることかなと思います。営業に縛られずに自由に動けるので、業界はもちろんのこと、異業種のセミナーにも参加して、情報を得るようにしています。

 

最近では、毎週東京に通って、元電通の佐藤尚之さんが主催しているコミュニケーションデザインのセミナーに参加しています。こんな動きをさせてもらえるのも、プレスならではだと感じます。

 

-この2〜3年、中嶋さんの目から見て、美容業界はどのように変化していますか? たとえば、集客が厳しいという声をよく聞きますが。

 

中嶋:FLEARに関して言うと、集客は前よりやりやすくなってきています。

 

 

-と言いますと?

 

中嶋:集客って、以前は、フォトシュート合戦だったと思うんですよね。でも写真を軸にコミュニケーションすると、どこもある程度可愛いし、写真だけでお客さまに選ばれることって、すごく難しいんです。

 

でも、最近ではフォトシュートではなく、そのスタイリスト個人がどんな人間性を持っているのか、どんな個性の人なのかということでお客さまが選ぶ時代に変わってきたので、とても戦いやすくなりました。

 

 

>フォトだけではコミュニケーションできない時代

 

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