【愛用アイテム紹介】Z世代のファッションリーダー、DaB MIX富永榛人さんが愛用する、香水やファッションアイテムを一挙公開!

【vol.4】絶対になくせない思い出の愛用品。レザー手袋&オリジナルのお守り

 

HELMUT LANG レザー手袋

 

3年前の誕生日に、お世話になっている古着屋さんの店長からプレゼントでいただきました。レザーの手袋ってスマホ触れないし、冬しか出番ないし、ファッションアイテムとしては使い勝手が良いとは言えないんですけど。サイズ感もジャストで、使い込まれて味があるかなり仕上がった状態で譲っていただいて、それがすごく嬉しかったんですよね。

自分で育てたレザーを人に譲るって、すごいことだと思うんですよ。その人のバックボーンが見えるというか、使ってるところがイメージできる気がして、その思いも込みで自分の中で一番大切にしている物です。ただ、絶対に失くしたくないのであんまりつけられないんですよね(笑)。

 

お守り

 

地元にある、楽園という古着屋のオーナーである小林さんにもらったものです。僕はこのお店に15歳から通っていて、当時お店で作っていたお守りなんですよ。この中には、両親からの手紙や小林さんからいただいたものなど、自分の大切なものを入れていました。

ずっとつけて持ち歩いていたんですけど、10年経ってさすがにそろそろ破れそうだなと思って…失くすのが嫌なので、最近は家に置いてあります。小林さんは、僕にとって洋服の師匠のような人。すごく人格者で、たくさんお世話になりました。これを見たら地元や小林さんを思い出して初心に戻れるというか、自分をリセットできる宝物です。

 

【vol.5】中学生のころからの愛読書。深夜特急/沢木耕太郎 

 

深夜特急/沢木耕太郎(新潮社)

 

昔から読書は好きでしたが、同じ作家の本を繰り返し読むタイプで、村上春樹さんの作品ばかり読んでいました。そんな僕に、中学生の頃古着屋の店員さんが「これ、読んだほうがいいよ」とプレゼントしてくれたのがこの本。内容は旅エッセイで、有吉さんがやっていた電波少年のドキュメンタリーの元ネタにもなったそうです。

 

 

この作品を初めて読んだ中学生の時に衝撃だったのが一文目。『ある朝、目を覚ました時、これはもうぐずぐずしてはいられないと思った。』読んだ瞬間、これからなにが始まるんだろうってワクワクして、一気にのめりこんだ記憶があります。香港もマカオもまだ行ったことはないのですが、「すごい街だな」という印象が残っているのは絶対にこの本のおかげですね。最近実家に帰った時に本棚で見つけて、いま久しぶりに読み返しているところです。

 

【vol.6】リラックスタイムに活躍するMARMAR;Dのハンドクリーム

 

MARMAR;D ヒノキ

 

これは友達からのもらいもので、韓国のものかな? ヒノキの香りで、落ち着くんですよね。自分の中で香水はスイッチを入れてくれるものだけど、これは逆にスイッチを切ってくれるものという感じです。休みの日や寝る前などリラックスしたいタイミングでつけていて、仕事中は使わないようにしています。ハンドクリームは他のものもよく使うんですが、これはつけた後もすぐにスマホを触れるくらいベタつかないところも好きです!

 

─来月は、ROUNの岩下祐美さんが登場予定です。お楽しみに!

 

(文/リクエストQJ編集部 撮影/YuiOgano)

 

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