ファッションも仕事の一部です。男女別美容師のおしゃれテクニックとは!?
4.MELLOW 木村一真さんの場合
プロフィール
名前:MELLOW / 木村 一真(きむら かずま)
美容師歴:6年
今日のコーディネート
Tシャツ:American Apparel
ボトムス:Saint Laurent paris
靴:無印良品
-美容師として、ファッションのこだわりポイントは?
「特にこれというこだわりはありませんが、女性のお客さまから不快に思われず、スマートに見えるように、シンプルなアイテムや、白や黒のベーシックな色をよく着ています」
-薬剤などで服が汚れてしまった場合はどうされていますか?
「すぐに水で落とせる場面であれば、液体の酵素系漂白洗剤を使いますが、白いTシャツなどは白を保っていたいので、潔く捨ててしまうことも多いですね」
-ファッションで失敗してしまったことはありますか?
「1年目のころはブランドにこだわりすぎて、体型にあっていない服を無理やり着ていて、洋服に着られている感があることもしばしばありました」
-どこで服を買うことが多いですか?
「ユナイテッドアローズ&サンズなどのセレクトショップや、友人の紹介で行く展示会でオーダーさせてもらうことが多いですね」
-おしゃれの参考にしている人やモノはありますか?
「モードなスタイルよりナチュラルな雰囲気が今の好みなので、そういったスタイルが多く掲載されているニューヨークのスナップサイト、“The SARTORIALIST”や、“Pinterest”を日々チェックしています」
<まとめ>
四者四様のおしゃれのコツはいかがでしたか? 4人に共通していたのは“ご来店するお客さまに見られること”を意識しつつ、自分のキャラクターにあったファッションを楽しんでいたこと。
どんなファッションをしていいかわからない…とお悩みの美容師は、身近にいるスタッフに、どんなものが似合うか客観的なアドバイスをもらうことが、まずは近道かもしれません。今回取材をした4人もアシスタント時代は先輩美容師にいろいろアドバイスを受けつつ、トライ&エラーを繰り返して、現在のスタイルを確立していったそう。
リピーターの獲得には、もちろん技術があることが大前提。ですが、新規のお客さまのなかには、外見からの第一印象で美容師を指名する人も少なくないはず。たかがおしゃれと侮らず、自分のお店の客層と、自分のキャラクターにあったファッションを見つけて、新規のお客さまの目に止まるように頑張りましょう!
(取材・文/QJナビ編集部)