いま需要が拡大している!? アイスタイリストの働き方を三浦磨希さんが教えます。

施術後にお客さまから100%の満足を得られることが仕事のやりがい

 

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-アイスタイリストの仕事の一番の魅力をお聞きしたいです。

 

この仕事って、施術後にお客さまから「ありがとう」と言っていただけることが100%に近いんです。まつ毛エクステはその場で即変化が出るし、目が魅力的になると女性ってすごくテンションが上がるんですよね。「わー! キレイ!」と思わず自分で自分を褒めるぐらい。

 

そういう素直なリアクションと感謝の言葉をいただけるのは、何よりのやりがいになります。その反応を見ると、自分もアドレナリンが出るぐらい感激しますし、心から楽しい仕事だと思っています。

 

-反対にアイスタイリストの難しさはどんなところでしょうか?

 

ヘアスタイリストにも通じますが、お客さまによって目の形がバラバラだということ。誰一人として同じ目の形の人はいないうえに、左右非対称な場合もあります。そこを左右対称に見えるようにしなければならないので、そうなると1mm単位で長さを変えなければなりません。

 

さらに、一人ひとりの求める美しさを形にすることも非常に難しい点です。人それぞれ美しさの感じ方が異なるなかで、その方のパーツや雰囲気を踏まえて、求めるデザインを作り上げる。ここでは、何よりも感性が求められます。

 

-なるほど。感性を磨くために、三浦さん自身が実践していることはありますか?

 

私の場合は、海外に行って美しいアートやファッションセンスの高いものを目にすることですね。時間を見つけては、感性を磨く旅に出ています。国によって流行や求められているデザインがまったく異なるので、日本人だけじゃなく、いろいろな国の人に対応できるように日々勉強しています。

 

日本でも、表参道のカフェでお茶を飲みながら、街行く人をボーッと眺めることがありますよ。サロンの中にいるだけだと、どうしても視野が狭くなってしまうんですよね。常にアンテナを張って、外に出て行くようにしています。

 

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-サロンにいらっしゃるお客さまは、リピーターの方が多いんですか?

 

うちは会員制ということもあり、ほぼ100%がリピーターのお客さまです。20年間、一切広告を打たず、広告料ゼロ円でやってこられました。これも再来店してくれるお客さまのおかげです。

 

-リピーター率を上げるための秘訣は何かあるのでしょうか?

 

お客さまとの良好なコミュニケーションに加え、美に関するアンテナをいかに張っているかが肝になると思います。まつ毛エクステをされるお客さまは美容感度が高い方が多いので、そういったお客さまに求められる技術や情報を提供するには、スタイリストも勉強が欠かせません。

 

海外で技術トレーニングをしたり、美容皮膚科の知識を学んだり、常に新しい技術や情報を仕入れるように努めています。

 

 

>美容師がアイスタイリストに転職したら?

 

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