自己満ファッションはもう古い? キャラクター作りに必要不可欠なコーディネート術 ー「TORA」店長・宮永えいとの1Weekコーデ ー
宮永さんが仕事でこだわるファッションのポイント
ーファッションについてのこだわりは?
お店にこられるお客さまの男女比率が半々なので、どちらかというと中性的なファッションにするよう心がけています。男性から見たときはスタイリッシュ、女性から見たときはカワイイ印象になるように意識した着こなしをしています。
ープライベートと仕事で服装は変えていますか?
もともと古着が好きだったこともあり、昔は休日に古着を着ることが多かったです。しかし、休日もモデルハントや撮影など仕事の境目があまりなく、常に一人の美容師として“どこで”“誰から”見られてもいいように美容師スイッチONの服装にすることが普通になりました。
ー働き始めてファッションは変わりましたか?
前よりブランドのこだわりがなくなりました。買い物をすることも少なくなっていて、撮影の衣装で用意したものをそのまま買い取ったりするくらいになっています。
自分の好きな着こなしをすることはもちろんですが、自分のキャラクターとして売りにしている “中性的”なファッションという軸がぶれないようコーディネートを選ぶようになりました。
日々のコーディネートがブランディングに繋がる
モチベーションをあげてくれる自分好みのコーディネートも、もちろん大切。しかし、自身のキャラクターを作り上げてくれる日々のコーディネートは、ブランディングにも関わる大切な役目。
お客さまに向けた理想の自分づくりをふまえ、より意識的に洋服を選んでみてはいかがでしょうか。
(取材・文/苅込 宗幸)