運命に導かれて生まれた「ヒト・モノ・コト」をつなぐヘアサロン tsunagu/服部 達哉さん
自分を表す言葉「伝導」がサロン名のヒントに
サロンの名の「tsunagu」も、実は占い師さんの言葉がヒントになっています。人間には使命があり、その人を表す言葉があると言います。例えばマザー・テレサは「愛」なのだそうです。そして、占い師さんは、僕の言葉は「伝導」と言ったんです。もともと僕は指名のお客さまを集めてフットサルをしたり、食事会をしたりしてつなげることが好きだったので、「伝導」という言葉に納得感がありました。独立後も趣味や文化などを通じて、人と人をつなげていきたいので、その想いを込めて「tsunagu」にしたんです。
サロンのオープン時は僕とアシスタント3名でスタートしました。スタッフはInstagramやFacebookを見て応募してくれた子たちです。でも最初のころはみんなまだピカピカのアシスタントで、シャンプーとお流しくらいしかできなかったから大変でした。なので、僕もアシスタントも、サロンもみんな一緒に成長してきたという感覚です。
ありがたいことに売上に関しては右肩上がりで増えているのですが、一緒に働いてくれるスタッフをスタイリストまで育てて、売上をつくったり、リターン率を高めたりというのは、どうしても時間がかかる大変なことです。一人ひとりと丁寧に向き合い、チャンスをつくっていきたいと思っています。
僕ができるだけセミナーの仕事を受けるようにしているのも、スタッフにチャンスを与えたいから。セミナーの内容は撮影やInstagramにブランディング、カットなど。一度、僕とスタイリストの2人で講師をしたこともあります。その子はつくるスタイルもかわいいし、ポテンシャルも高い。今年はコロナで流れてしまいましたが、スタッフの単独セミナーを予定していたんですよ。今後も引き続き、サロンワークはもちろん、社外にも活躍の場をつくれるように、スタッフにチャンスを与えるサロンを目指していきたいです。