スタッフみんなが挑戦するための「スイッチ」を入れる場所をつくりたい ‐OLTA/後藤 泰さん‐
渋谷・原宿界隈を毎晩徘徊して物件探し
スタイリストデビューしてから1年半で、サロンの店長を任されることに。27歳の時に結婚して、子どもができて、店長になったので、本当に激動の1年でしたね。その頃から少しずつリアルに独立をイメージするようになり、独立に向けて貯金をはじめました。
毎日、トイレ休憩も満足に取れないくらい忙しかったので、独立の準備はなかなか進まなかったですね。それに僕はサロンのオーナーを今もめちゃくちゃ尊敬していますし、恩を感じているから、中途半端な辞め方はしないと決めていました。
少しずつお客さまを後輩に引き継ぎ、撮影の仕事も振るようにしていたんです。だからオーナーも、僕が独立を考えていることを薄々感づいていたかもしれません。
忙しい仕事の合間に物件を探したり、税理士さんを探したりして、少しずつ独立に向けてのタスクを埋めていきました。
やっぱり独立するなら場所が大事だと思っていましたし、何もしないと不安だから、毎晩のように渋谷・原宿界隈を徘徊していましたね。気になる物件を見つけたら様子を伺って「ひょっとしたらここもうじき空くんじゃないか」とか期待してみたり。
そうやって探しているとき、絶妙なタイミングで出てきたのが今の物件です。明治神宮駅からの近さといい、建物の雰囲気といい最高じゃんって思ったんですよ。