クリエイターが集い、新しい価値を生み出す場所を作りたい ‐Dayt./悠馬さん‐
ここに通うことがステータスになるような価値ある空間をつくりたい
Dayt.がオープンして2年になります。美容師として自分がやることに対しては絶対に妥協したくないと思っています。その一方で、サロンの経営だけでいっぱいいっぱいになりたくないという気持ちも強いです。美容師の枠にはまらない、クリエイティブ集団をつくりたいというイメージを昔から持っています。
例えば、広告をやりたいならフォトグラファーとヘアメイクとディレクターを自分たちの集団から選んで最高のものをつくる、とか。そのためにもクリエイティブな人を集めたいし「Dayt.に行くと面白い人に出会えるよね」という場所にしたい。ここにくることが一種のステータスになるようにしたいんです。
オーナーとしてやるべきことはやります。だけど、自分の空間で、自分の好きなお客さまや、信頼している仲間たちを相手に、心を込めて仕事をしていきたい。それが魅力的な人との出会いにつながり、新しい価値を生み出すきっかけになればなと。
そのためにも、サロン経営以外で、お金を生む方法も考えていきたいなと思っています。
プロフィール
Dayt.(デイト)
悠馬(ユウマ)
宮崎県出身。高校に入学して20日で中退し、上京。当時東京・北千住にあったEGOで16歳から美容師をスタート。都内有名サロンに移り、23歳でスタイリストに。27歳で店長になり、32歳で海外へ。ハサミを携えて世界を巡る。帰国後、BERONICAでフリーランス美容師として活動。2018年に店舗物件などを引きついでDayt.を立ち上げ、現在に至る。
(取材/外山 武史・撮影/菊池 麻美)