「EVOKE TOKYOを“絶対に”成功させる」それが僕の恩返し ‐EVOKE TOKYO代表取締役/草薙 慶典さん‐

 

関わる人すべて元気にしてしまうポジティブなキャラクターで、お客さまはもちろん、美容師からも愛されている草薙 慶典(くさなぎけいすけ)さん。表参道の人気店で、看板スタイリストとして長年活躍したのちに卒業し、2018年4月にEVOKE TOKYOをオープン。それから約1年で心斎橋にEVOKE TOKYO osakaを立ち上げています。

 

まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのサロンはいかに生まれたのか、これまでの足跡をたどりつつ語っていただきました。

 


 

美容師ではなくサッカー選手になりたかった

 

 

もともと僕は美容師ではなく、プロサッカー選手になりたかったんです。プロからのスカウトがなく夢かないませんでしたが、先生やトレーナーになる選択肢もありました。

 

進路をどうしようか考えているとき、友達を誘って美容専門学校のオープンキャンパスに行ってみたんです。そこでワインディングの体験をしたのですが、まったくできなかったんですよ。そのとき、僕はこう思いました。「未知の世界だからこそ、本当にゼロからスタートして、プロを目指せる。こんなチャンス、ほかにない」と。プロになる決意を持って美容業界に入りました。

 

美容専門学校時代に、ヴィダルサスーンで働いている日本人美容師と出会いました。その活躍ぶりを見て、自分もいつか有名になると決意。そのためには東京に行くしかないと思い、有名サロンを一つも知らないのに、東京のサロンに絞って就職活動し、表参道のサロンに就職しました。

 

 

デビューするまでに常に考えていたのは、自分と関わった人はとにかくハッピーにすること。どうしたら人を喜ばせられるのか、いつも考えていました。たとえば、サロンの前に落ちてているたばこの吸い殻やゴミに気づいたら掃除するとか、自分にできることがないか探していましたね。

 

僕の恩人の一人で、尊敬している大先輩に入社してすぐに声をかけてもらったことも、人生の転機になりました。入社して初めての土日の営業を終えたあと「明日空いてる?」と聞かれたんです。その日は定休日だし、実は彼女が来る予定もあったので一瞬「どうしよう」と思ったのですが、これはチャンスだと感じて「空いています」と返事して、翌日ついて行きました。

 

それから大先輩には今に至るまで本当によくしてもらいました。その考え方や立ち居振る舞いを間近で見られたことは財産ですね。

 

>お客さまが安心できる場所をつくりたい

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