独立前のイメージの強さが、サロンの完成度を左右する UNDER THE SUN/中川 優也さん

古着や雑貨も買えるヘアサロン誕生

 

 

独立したら全て自分一人でやりたいと思っていました。性格的に、何でも自分でやりたいタイプなんです。誰かと一緒だと、どうしても相手のことを考えなくてはいけない。ずっと一人でやると決めているわけではないですが、最初は本当に自分の好きなようにやりたいと思いました。

 

物件探しはかなり時間がかかりました。ネットなどで見ていたんですが、なかなかいいものが出てこない。しかも、僕は古着や雑貨などの物販もしたいと思っていたので、外から店の中が見えやすいところがよかったんです。そうして、見つけたのが世田谷通り沿いにある今の物件でした。

 

 

独立の準備資金は、アシスタント時代から続けていた貯金と、国庫からの借り入れでカバーしました。サロンの内装はできるだけシンプルに。古着や雑貨を目当てに入ってくれるお客さまもほしいから、レイアウトを工夫しました。物件もあえて縦長の形状のものを選んでいます。ドアを開けてすぐに古着が並んでいるから、初見さんからすると「ここ古着屋?」って思われるかもしれない。実は、これは狙ってやっていることなんですよ。古着や雑貨の仕入れまで含めて、自分一人でやっているので、本当に自分の好きなものを詰め込んだ空間になっています。

 

>自分を「美容師です」と限定することに抵抗がある

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