集客特化でデビュー前に月売100万円突破!「ただの人」から抜け出す戦略 -Mirareee・Rayreee(及川天和)の習慣 前編-
毎日2人ハントがノルマ!「ただの人」で終わりたくなかった
毎日絶対に2人は連絡先を交換することをノルマにして、終電まで新宿でハントしていました。時間が足りないから30分の昼休憩もハントに費やす程でしたね。終電までに見つけられなかったら当時住んでいた三軒茶屋駅の周辺で引き続きハント。途中で諦めたら「ただの人」になってしまう。当時の僕は承認欲求の塊でしたから、それだけは嫌だったんですよね。
努力の甲斐あり、スタイリストデビュー前に毎月100万円くらいの売上をつくれるようになりました。伸び悩んでいるスタイリストの売上を超えていたので、「アシスタントの安い値段で、セット面を使っているのはどうなの?」と言われたことも。そんな言われ方をするのが悔しくて、今度はSNSで当てて圧倒的な結果を出してやろうと考えました。SNSで人を集めても「そんなやり方、長くは続かない」と言われたこともあり、余計に燃えましたね。
デビュー月は150万円からスタート。そこからコンスタントに150万円以上をキープし、7カ月くらいでホットペッパーのスタイルランキングでトップ10くらいまできました。もちろんそれも戦略的にやったことです。
オリジナルを追求するのではなく、すでに人気があるものを取り入れて尖らせていく。例えばカラーなら、フォーマットとなるカラー剤を探して、それを基本に組み立てます。ただ真似するだけではなく、当時人気のモデルさんや、髪の色味やスタイル、写真の光の加減や、衣装まで徹底的に分析し、売れている理由を探りました。さらに、女性スタッフにも、どういう女の子が可愛いと思うか聞くようにしていました。