前向きな「思い込み」でワクワクする毎日をつくる -AFLOATグループ 宮村浩気さんの習慣 後編-
大きな結果の裏には、ストイックな努力がある
僕自身、これまでを振り返ってみると、続けることで身についたことが本当に多いと思います。その原体験は、小学校高学年のときにやっていた新聞配達。僕が育った長野は、冬は本当に寒いんです。雪も積もるから、自転車で配達するのは大変。でも、どんな天候でも、新聞を朝6時までに届けなくちゃいけない。おかげで忍耐力がついたし、僕はこのときの経験があるから、ものごとをストイックに続けていくことができます。
中学生のときは体重が103kgもありましたが、3カ月で30kg減量しました。運動して汗をかいたら、喉が渇くじゃないですか。でも、せっかく流した汗の分、体が水を吸収するのが嫌だから、水を飲まずにうがいだけしていたことも…ってこれ絶対やっちゃいけないダイエットですよね(笑)。でも、そのくらい追い込んでやっていたから、結果が出たんだと思います。
そういう経験があるからこそ、自分でも「あ、これ求めている結果出そうにないな」ってわかることがあります。僕は基本、甘い人間なので…。
いつもうまくいくわけじゃないし、途中苦しい思いをするからこそ、ストイックに続けて大きな結果を得ることができたら、涙が出るくらいうれしいんです。結局、その繰り返しが大事なんじゃないかと思っています。
ちなみに、最近、僕は人に甘えさせていただくばかりなので、このままじゃよくないな…感じているところなんですけどね(笑)。
- プロフィール
-
AFLOATグループ代表 宮村浩気(みやむら ひろき)
長野県長野市出身。山野美容専門学校卒業。都内有名店を経て2000年4月に「AFLOAT」を立ち上げる。「女性を必ずキレイにする」を合言葉に、女心をくすぐるスタイルを提案。2016年6月現在、銀座に「AFLOAT JAPAN」「CANNAIL×AFLOAT」「XELHA」、南青山に「AFLOAT D'L」、新宿に「AFLOAT RUVUA」、名古屋に「AFLOAT NAGOYA」を展開している。FC店舗は国内外に19店舗。
(取材・文/外山 武史 撮影/菊池 麻美)
関連コンテンツ