コンビニもジムもいらない!「超・時短生活」で無駄のない人生を送る -suburbia 石川ヒデノリの習慣 後編-
「やるべきこと」に集中し「普通ではない結果を出す」
僕は、普通のことだけやっていたら、普通の結果しか生まれないと思っています。だから使える時間をすべて自分のやるべきことに使って、普通ではない結果につなげていきたいんです。
49歳でInstagramをやり始めてから9カ月経ちました。1年以内に3万人までフォロワーを増やしたいと思っています。今(2024年4月)で、1万9000人まで来ました。あと2カ月ちょっとで3万人いかないといけないので、かなり焦っています。
年齢的にもあと5年で55歳。そんなに長くSNSに時間をかけ続けられないから、ギュッと時間を圧縮してやっているんですよ。
フォロワーが3万人超えたら、別のアカウントをつくることを決めています。なぜなら、今はもうフォロワーさんのレベルに差が出てきたから。
ゴルフでたとえると、ゴルフクラブを握ったことがない人もいれば、「18ホール回れるけれどスコアをよくするにはどうしたらいいですか」という人もいます。大学生と小学生が同じ教室で勉強できないのと同じです。なので、マニアックな情報も発信する上級者用のアカウントをつくることで、フォロワーさんの棲み分けをはかります。
インスタライブ中にも「専門的な質問をすると初心者の方がわからないから遠慮すべきかな?」と質問を控えている人がいます。反対に「こんな初歩的な質問したら迷惑かな?」と思っている人もいるでしょう。遠慮しないで聞けるようにアカウントを分けたいんですよ。そうすることで、もっと多くの女性に正しい髪の知識を提供して、美しい髪も増やせるはず。
とにかく、時短を貫いて、人生でやるべきことに集中したいんです。そのために僕は「無駄な時間がない人生を生きる」と決めています。
- プロフィール
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suburbia
代表 石川ヒデノリ
栃木県出身。地元の美容専門学校を卒業後、都内有名店に入社。ディレクター、トップスタイリストとして撮影やヘアショーなど多岐に渡り活躍。2006年夏、青山に4席の『suburbia』をオープン。”外国人風ヘア”を先駆けて打ち出したことでブレイクし、3年後に14席へ拡張移転。2019年3月、ビル1棟4フロアの大型ビューティサロンに移転。「カミカリスマ」2020年から4年連続受賞。
TikTok:@tokyokamimania
Instagram:@hidenori_hair
(文/外山武史 撮影/菊池麻美)