「今度、一緒に作品撮りしようぜ」 山野美容専門学校卒・同級生の友情対談
-山野専門学校での成績はどうでしたか? 一緒に学んできて、心に残っている授業などがあれば教えてください
北田さん「僕は成績よかったですよ。でも正直、あまりこの授業は…っていう思い出は少ないんですよね。ヘアショーとかも積極的にやってなくて、授業料を稼がなくちゃいけなかったから、アルバイトに忙しくて(笑)。でも、『時間を守ること、挨拶をすること』など、美容師としてはもちろん、1人の社会人として大切なことは、すべて山野で教えてもらいました。あとは僕自身、山野に入ったのは運命だったと思う」
-というと?
北田さん「実は、山野に入る前は、飲食店でアルバイトをしていたんですよ。あるとき、たまたまバイトの女の子が『美容専門学校の見学に行く』と言っていたので、『そういえば、僕も美容師になりたかったんだ』と思い出して、ついていくことにしたんです。
そうしたら美容師への夢が再燃して、慌てていろいろ調べてみたら、もうすでに他の美容学校は願書の受付が終わっていて、山野にしか応募できなかったんです。急いで高校の成績表をもらいにいき、ようやく入学できました。山野に入ったのも運命だし、美容師という仕事も天職だと思っています」
浅井さん「おーカッコいい。僕は素行が悪かったので(笑)、先生に『美容師になったって続かない』と言われていたんですよ。それが悔しくて、今に至るって感じですね。同級生は47人くらいいて、現在も東京近郊で美容師として働いているのは5人くらいしかいないから、その中に残れたのは先生の激励のおかげだと思っています」
-恋愛方面はいかがでしたか?
浅井さん「北田はモテてたけど、でも浮いた話はなかったね」
北田さん「モテてた? 告白とかされたこと、全然ないよ」
浅井さん「だから、高嶺の花なんだって」
北田さん「そうかなー。でも、僕ドライだから、それもあるのかも。彼女がいたっていうのもあるし。合コンとかも、全然行かなかったよね」
浅井さん「誘われなかった(笑)」
学生時代の北田さん(左)と浅井さん(右)