【CHARLES DESSINヨシダマヤ】黒木利光との出会いが人生の転機!フルスロットルな複合的仕事術で次なるフェーズへ
人生を変えたくて。勤務しながら黒木のヘルプに入る日々
その日を境に黒木から度々連絡が来るようになって、営業後にサロンワークを手伝うようになったんです。当時の黒木はお客さまのご要望があれば、夜からブリーチをスタートするなどして深夜まで働いていたんですね。私のサロン勤務が終わって黒木のヘルプに行ってみると、一人で4人とか回しているんですよ(笑)。びっくりしました。
仕事が休みの日は一日フルで手伝いに行きましたし、当時から黒木はセミナーもしていたので、それも交通費は自腹で同行しました。とにかく全ての技術を吸収したかったので、私としては無料で勉強させてもらっているという感覚でしたね。その頃の私は、人生を変えたいなと思っていたんです。いつまでも今と同じ働き方で同じ給料をいただく人生は、嫌だと思っていたから。人生を変えるなら、今しかないという思いでしたね。お金と時間を使って、いい未来に繋げようと思っていました。
黒木的にも、自分のスタッフではない子を育てても意味がないと思ったのか、しばらくして「うちのサロンに来たら?」と言ってくれて。まさかそんなことを言われるとも思っていなかったので、その場では「働けるなら働きたいです!」と言ったんですけど、自分のお客さまも増えてきていたし、デビュー間近の後輩もいたので、すぐ動くのは無理な状態でした。勤務先は好きなサロンでしたし、育ててもらったという恩も感じていたので、「すぐには辞められないので、ちゃんとしてきます」と黒木に伝えて、待ってもらったんです。そこから1年半後に晴れてCHARLES DESSINに入社したんですけど、そこに行くまでの期間は、黒木の戦力になるための準備期間という意識で働いていました。
仕事領域が拡大!サロンワークの外でも活躍
私が入社した頃は、すでにCHARLES DESSINの経営もV字回復していました。チーフという肩書きを与えてもらったんですけど、お客さまは前サロンで後輩に引き継いできたのでゼロからのスタート。なので、しばらくはフリーで来られる新規客を私が担当するという形で集客しました。同時期に入った新卒の子と、中途の子がもう一人いたので、黒木のアシストを3人でやりながら、私も学び続けました。
いろんなことを勉強させていただきましたね。技術はもちろんですけど、黒木は仕事をいろんなところから引っ張ってくる能力もすごくて。メーカーさんとの会食でも、自分が何で貢献できるのかというアピールがすごく上手なんです。業界誌の仕事が激増して、黒木のスケジュール管理のリマインダー代わりというか、秘書的な仕事もだんだんと増えていって。私はそういう仕事が得意なので、それも良かったなと思います。
セミナーをする際は内容を黒木が決めて、それを投げてもらったら、そのあとの業務は全部私が担当します。フライヤー作成から応募者管理、当日のご案内までを仕切るという形ですね。今では丸1日を事務仕事にあてたりしていて、パソコン作業もお手のものです(笑)。サロンワークとうまくバランスを取りながら、両立していますね。
ここまで私はただ「楽しければいいな」と思って進んできただけなんですけど、黒木と出会ったことで、人生が大きく変わりました。強くなれたな、とも思っています。CHARLES DESSINはここ3年で爆発的に成長したのですが、ここまでの速度で成長するとは思ってもいなかったから、嬉しい変化ですね。今は大阪をベースにしていますが、これから東京の出勤数も増やしていこうかなと思っているので、これからの展開もますます楽しみです。
プロフィール
CHARLES DESSIN
統括ディレクター
ヨシダ マヤ
大阪府出身。美容専門学校卒業後、大阪のサロン1店舗を経て、『CHARLES DESSIN』に入社。売上ゼロスタートから、1年で単価2.5万円を超えるスタイリストへと成長。現在は大阪・表参道店の両店長として、関西と東京を行き来しながらサロンワークを行い、ディレクション業務や黒木さんのサポート業務も担当。
Instagram:@charlesdessin_maya.yoshida
(文/織田みゆき photo/松林真幸)
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