1年半もの転職活動で勝ち取った理想の職場−apish jeno前田真吾の転職活動秘話−

職場選びの基準は ①やりたいことができること ②設立5年以上 ③人間関係

 

-先ほど職場選びをかねて、サロンに来店していたとおっしゃっていましたが、サロンを選ぶ条件はありましたか?

 

僕自身、雑誌の撮影やテレビの出演を積極的にやっていきたいと思っていたので、雑誌に出ているサロンというのが第一条件でした。2つ目は、5年以上サロンが続いていること。僕の統計によると、5年続くのって、10軒に1軒くらいなんです。就職してもすぐに潰れてしまったら意味がないので、ある程度続いているサロンがいいなと。逆に保険や給料といった待遇面はあまり見ませんでしたね。そこにはあまり興味がありませんでした。

 

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-先ほど空気感をチェックしたとおっしゃっていましたが、どういうことでしょうか?

 

ハッピーなオーラが漂っているかどうかを見ました。具体的に言えば、スタッフとお客さまとの距離はもちろん、スタッフ同士の距離が近いかどうか。例えば、自分が関わっていないお客さまに対してもスタッフが声がけしているかとか、お客さまとスタイリスト、アシスタントの三角関係がうまくできているかとか。たくさんのサロンの中で、最終的にapishを第一志望にした理由も、空気感が良かったということにあります。

 

-つまり「いい人間関係」が築けそうなサロンが、職場を選ぶ条件ということですね。人間関係というのは仕事をする上で大切な要素の一つですよね。

 

そうですね。ちょっと自分に力が足りなくても周りの人の支えで乗り越えられることもありますし、逆に周りの人と馴染めずピリピリとした環境だと、自分の力を100%出せなくなる。その点、apishはスタッフの人柄がみんないいんです。特に、お客としてきていたころに担当してくれていた宮下浩一郎さんというスタイリストさんの人柄に惚れて、「ここに絶対に入りたい」と思いました。

 

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apishは基本的に中途採用を行なっていないですよね? 大阪で働いていた前田さんがどうして入社できたのでしょう?

 

中途採用を積極的に行なってはいませんが、第二新卒で入ったスタッフが1人いることを知って、「可能性はゼロではないな、挑戦する価値はあるんじゃないか」と思ったんです。まずは、美容師資格を取るまでの間、apishに通いつめました。理由は2つです。スタッフの方に覚えてもらうためと、僕自身も働きたいサロンなのかを見極めるためです。多分、10回は通ったんじゃないかな。美容師免許をもうすぐ取れるというときに、宮下さんに「入りたい」と伝えました。同時に、大阪のサロンにはもう「辞めます」って言って。今思うと随分思い切ったことをしたなと思いますが、そのときは戻る場所があったら、本気で転職活動に臨めないと思ったんです。

 

-「apishに入社したいです」の一言で、すぐに入れた?

 

まさか! そんな甘い世界じゃないですよ。意思表示をしたあと「上の人に話して連絡する」って言ってもらったきり、一向に連絡がこなくて。これはまずいぞと、とりあえず次の予約を入れました。そうしたら「予約の1時間前にきてもらっていい?」と言われて。「じゃあ、履歴書持っていきます!」と答えました。そして予約当日、マネージャーさんと宮下さんと話をしたんです。それが面接でしたね。聞かれたのは志望動機とか、夢とか、一般的なこと。約1年、大阪から通っていたのが僕の気持ちです、と伝えました。

 

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大阪のサロンを辞めたときに同僚たちから贈られたメッセージ入りTシャツ

 

 

>面接突破の鍵は企業研究

 

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