銀座大人ショート総本家『BUMP』COO・イケダユウタ初取材。誰でも切れるカット教育で好機に変える。美容師とショート難民の一体推進

 

24歳で銀座の業務委託サロンへ。30歳目前で、将来を考え始める

 

 

自分のお店を持ちたいなと思っていたので、お金を貯めようと思い、銀座で流行り始めていた業務委託サロンに入りました。カット&カラーで料金5000円くらいの低価格のお店で、7年働きました。客層はミセスが多く、ショートを切りまくっていたのですが、その期間に技術のスピードを意識するようになって。30分で1人切れるようになり、どんどん無駄が削ぎ落とされて、クオリティも上がっていきました。早くてうまいのが正義だと感じるようになったのは、その頃です。ただ、業務委託は歩合制で稼げたし自由な時間も増えます。お金を貯めるはずだったのに、毎日のように渋谷で夜遊びしていたんですよね(笑)。

 

 

30歳が目前になった頃、ふと周りを見たら行き詰まった人が目にとまって。独立する気もなく業務委託で働き始め、何も変わらず年月だけが経ってしまったような人たちが案外多いんだな、と。僕の将来はどうしようかと、真剣に考え始めました。ワーホリもギリギリの年齢だったので、海外にも行ってみようかなと思って講習にも行ってみたんですよ。でも、やっぱり日本で美容師をやりたいなという思いが込み上げてきて。それで、自分でお店をやるしかないと改めて思ったんです。

 

というのも、職場の先輩が銀座に共同オーナーで出店したんですね。それが衝撃で、自分もそれができるのかな?と思ったんですよ。実際にお店を見せてもらったりして、僕も独立に向かって準備を始めました。そんなことをしていたら、『BUMP』の現オーナーが新たに美容事業を始めるというタイミングで声をかけてくれて。まず「生涯雇用」という会社の理念に共感しました。長く業務委託で働いていく中で、先行き不安なベテラン美容師を見てきたからです。オーナーといろいろと対話を続けた結果、現場の責任者としてサロンの立ち上げから参加する道を選びました。

 

 

 

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