【大人ショートでフォロワー7万人】BUMP猪狩拓也が初登場。1年間のブランク後に銀座で起死回生!大人女性層を惹きつけた理由
新規はインスタを活用。スタッフ全員で真剣に取り組むのがBUMP流儀
BUMPのスタッフはインスタのフォロワー数がみんなかなり多いので、そこからの集客も順調です。僕自身はインスタが流行り始めた23歳の頃から使っていて、本格的に活用し始めたのはBUMPに入ってから。系列店のオープニングのときに、さらにSNSの分析に取り組んで、営業後に毎晩ミーティングしていました。みんなで試行錯誤しながら撮影を繰り返して、BUMPの大人ショートを全面的に出していくために、横アングルの筋の立て方や動画の角度とか、細かいところまで意見を言い合って全員で真剣に向き合いました。
とにかく全員でひたすらショートのヘアスタイルを上げ続けましたね。ある日、スタッフの一人がすごくバズったときに、投稿するのにベストな時間帯や撮影する際のアングルなど具体的な情報を共有してくれて、それをみんなでやろうということになって。アシスタントの子たちにも動画を共有して、まずは注目されるために全員で継続的に投稿し続けました。そしたらインスタからのお客さまが増えてきて、僕もフォロワーが7万という数に。ショートに興味を持ってくれたお客さまが、インスタを見ていて、「この人なら任せられるかな?」と思って来店するという流れが主流になっているので、インスタは積極的に活用しています。
BUMPはベテランスタッフが多い中、僕は32歳で店長をやらせていただいていますが、やりにくさは全然ありません。むしろ先輩たちは考え方がすごく柔軟で、若手で波に乗っている人たちをどんどん乗らせてくれるんですよ。頭がかたくなってくる世代が牛耳ると、いろんなことが止まってしまうと感じているみたいで(笑)。でも、積極的に提案してくれたり、協力的に支えてくれるので、すごく居心地がいい環境です。技術についても、僕は今でも池田の指導を受けています。今後も気を引き締めて技術を向上させながら進んでいきたいと思っています。
BUMP銀座
店長
猪狩 拓也(いがりたくや)
1990年生まれ、宮城県出身。仙台の美容専門学校を卒業後、神奈川県内の中型サロンに入社。アシスタント歴5年でデビュー後、すぐに退社して都心に拠点を移す。1年間、異業界で複数の仕事を経験したのち、銀座の『BUMP』に入社。そこでショートのカット技術を研磨し、新店舗の立ち上げにも携わる。現在、40〜50代の大人女性をコア層に、80代までのお客さまに支持されている。インスタのフォロワー数は7万人。
Instagram:@bump_igari
(文/織田みゆき photo/池谷友秀)
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