あなたの息は大丈夫? 勤務中と日常生活で実践する6つの口臭ケア
これから店頭に立とうと支度中の美容師のみなさん! 身だしなみはOKですか? 服装はOKですか? そして口臭はOKですか?
自分ではなかなか気づかない口臭…。口臭が原因でお客さまとトラブルに…、なんて話があるほど、接客業において口臭ケアは重要なエチケット。お客さまと近距離でお話をする美容師なら、なおさら気にしたいもの。今回は、美容ライターの大野えりかさんに口臭ケアを6つ紹介してもらいました。しっかり実践して、爽やかな息と共に接客をしましょう!
口臭予防のキーワードは“唾液”
臭予防のポイントは“唾液の流れをスムーズにする”ことです。口内には150種類以上の微生物が存在しており、これらの細菌が増殖することで口臭が発生するんです。その細菌の増殖を抑える力があるのが唾液なんです。
そこで、“唾液の流れをスムーズにする”ことを中心とした効果的な口臭予防を「お店でできる口臭ケア」と「日常で取り入れたい口臭ケア」の2つにまとめて紹介します。
お店できる口臭ケアは「水分接種」「歯ごたえのあるものを食べる」「口内洗浄」
口臭ケアその1
接客の合間や休憩時間に水分を接種
こまめに水分をとることで、唾液の分泌を促すことができます。目安としては、1日1リットル。ですから、食事以外で500mlのペットボトルを2本は飲むようにしましょう。理想は口内が渇いたと感じたらすぐに水を口に含むことですが、忙しい美容師さんは、接客の合間や休み時間にまとめて飲む形でもOKです。
口臭ケアその2
歯ごたえのあるものを口にして唾液の流れをスムーズに
唾液の流れが悪くなることも、口臭の原因のひとつです。休憩時間の食事として、白米や野菜など歯ごたえのあるものをすすんで食べることで唾液の流れがスムーズになります。また「クエン酸」を多く含む梅干しやレモンが唾液を分泌してくれます。接客中に口臭が気になったら、すき間時間に梅干しやレモンをササっと口にするだけでも効果抜群です。
口臭ケアその3
食後のケアには水とガムを活用しよう
食後は口内、とくに舌の上に食べ残しがあると、口臭の原因となってしまいます。だからといって、美容室のお化粧室はお客さまと共有になっていることが多く、食後の歯磨きを躊躇してしまうもの。そんな時は、水で口をすすいだ後にガムを噛んで唾液をたくさん分泌させてください。これで食後のケアはバッチリです。
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