とにかく目の前のお客さま、モニターの前の視聴者を幸せにしたい！

Q.美容師として大切にしていることを教えてください！

A.「お客さまと視聴者を幸せな気分にすること」

美容師もYouTubeも、誰かに喜んでもらうことが好きでやってきました。僕が担当したことで、お客さまが髪の悩みがなくなったことを喜んでくれたら嬉しいし、YouTubeでヘアスタイルをレクチャーすることで、視聴者さんの髪がカッコよく決まって、1日中気分よく過ごせているとしたら、それもまた嬉しいです。

動画づくりは高校生のころに始めました。なぜ今まで楽しく続けてこられたかというと、視聴者さんから届く感想が嬉しかったからです。「こういう動画を見たかったんですよ」ってコメントもらったら「次も頑張ろう」って思いますよね。自分が楽しいだけじゃなくて、視聴者さんが楽しんでくれないと、それは自己満足の動画になってしまいます。だからやっぱり僕は視聴者さんのリアクションが気になりますね。

今でこそ僕のYouTubeチャンネルは、再生回数も何十万、何百万と増えていますが、再生回数が数十回だったころからやっていることは変わりません。目の前にいる一人の視聴者を喜ばせることを忘れちゃいけないと強く感じています。

髪を切るときも、動画をつくるときと考え方は同じですね。目の前のお客さまを喜ばせることが大前提です。そのためにはマンツーマンの接客が基本だと思っています。他のサロンでは、美容師はカットの10分、15分だけで、あとはアシスタントが担当するケースも少なくないですが、僕はマンツーマンスタイルを貫いていきたいです。

美容の枠組みを越えてチャンレンジした1年！

Q.2019年はどんな年でしたか？

A.「憧れの業界誌や雑誌に掲載されて嬉しかった！」

アシスタントのころからよく読んでいた業界誌に載ることができたのが嬉しかったですね。結果を出している美容師さんが集まる特集に参加して、一緒に仕事をしたこともいい経験になりました。

また、2019年は僕にとってチャレンジの1年でもありました。一度、ロン毛にしてみたいと思っていたので、髪が長い期間があったんですよ。それまでもアンチコメントはあったんですが、めちゃくちゃ増えまして。低評価も増えましたし…。髪型変えるだけで、こんなに変わるものかって驚きました。

あとは、筋トレ系YouTuberとのコラボで、トレーニングしながらカットするみたいな変な企画もいろいろやりましたね。これからも美容を絡めつつも、ジャンルを超えた挑戦をしていきたいと考えています。

＞プロダクト開発や新チャンネルの立ち上げにチャレンジしたい！