人気サロンがイチオシする「美容師ブレイクスルー白書2020」。 第5回目は、ポジティブパワー全開で周りの人たちも元気にしてしまうABBEY2の店長、久保 梨沙さん
ゆくゆくは「パワースポット」と呼ばれる美容師になりたい!
Q.2020年はどんな年にしたいですか?
A.「美容師は24時間楽しい仕事だと言い続ける!」
2019年より楽しい1年にしたいです。美容師が本当に素晴らしい仕事だということを、自分だけじゃなくてスタッフにも感じてほしいと思っています。そのためには、自分が美容師を楽しむ姿を見せ続けるしかないと考えていて。毎日、毎日、私が楽しく美容師をやり続ければ、その姿を見て、影響される人は必ずいると思っています。
それともう一つ、月に1回、福岡の父親の会社で働きます。実は父親と10年間という約束で、上京していたんですよ。ABBEYは月曜日と火曜日が休みなので、休みの日をつかって東京の仕事に支障が出ない程度にやろうと思っていて。代表の松永にも「ぜひ、行っておいで」って応援してもらっています。
ただ、まだ今のところ父親の会社で何を目標にして働くかとか、先のことが見えていない状態です。サロンワークをするかもしれないし、レッスンで教えるかもしれないし、ミーティングに参加するだけかもしれない。いずれにせよ、楽しみたいと思っています。
2020年よりももっと先の目標は、お客さまやスタッフにとって、自分がパワースポットのような存在になることです。私にもいるんですよ、この人に会ったら元気になるとか、パワーをもらえるとか、そういうパワースポットみたいな人が。代表の松永がまさにそれなんですけれど。取締役の中村、小田嶋もいつも元気だし、パワーがあるんです。
やっぱり髪を切るっていうのは、ただお客さまの髪が短くなればいいってわけじゃないと思います。お客さまに、「来てよかったな」って思ってほしいし、帰り際に笑顔がこぼれたらすごく嬉しいです。お客さまから「また会いたい」「会うと元気になる」と思われる美容師になりたいですね。
プロフィール
ABBEY2
店長
久保 梨沙 (クボ リサ)
福岡県出身。ハリウッドワールド美容専門学校卒業。ABBEY代表の松永氏に惹かれて上京し、他社の内定を断り、ABBEYに入社。5年のアシスタントを経てスタイリストデビュー。2017年に副店長、2019年に店長に昇格。父親は福岡県にある美容室「BAGZY」の経営者、久保 華図八(クボ カズヤ)氏。2020年からは父親のもとで美容室経営を学ぶために、福岡と東京を行き来する生活を送っている。
(取材/外山 武史・撮影/菊池 麻美)