サロンにくるすべてのお客さまを私のファンに! —ZACC 柄澤はるかさんの「このサロンで働く理由」—
できることならすべてのお客さまを私のファンにしたい!
スタイリストになっても、大切にしていることはアシスタントの頃と変わっていません。自分のお客さまだけでなく、ZACCにきてくださるすべてのお客さまに緊張感を持って接し、対応しないといけないという視点で働いています。今はまだ他のスタイリストのヘルプに入ることも多いので、そういうときにも「あの子いいよね!」と言っていただけるように。また、いわゆる難しいお客さまがいらっしゃったときにも、「この子ならいいよ」と言ってもらえるように、というのを心がけて接客しています。
売上げを上げるのも大切ですが、それよりもたくさんのお客さまに笑顔になっていただくこと。それが私のポリシーです。
人が好きで、お客さまに顔を覚えてもらうのが好きなんです。どのお客さまともお会いしたときに「こんにちは!」と言い合ったり、前回来店されたときのお話の続きをしたりして、「元気をもらったわ」と言われる存在でありたい。アシスタント時代の辛かったときも、多くのお客さまに気にかけてもらえたおかげで続けてこられたという思いがあります。だからこそこういった形でお客さまに元気をお返ししていきたいんです。
それができない限り、自分のお客さまも増えないだろうなとも思っています。
代表から教わったことを後輩にしっかり伝えていけるように
もうすぐスタイリスト3年目。自分自身も究めないといけないことが多いし、下の子たちにも教えていけるようにならないといけません。
技術を教えるのは正直少し苦手です。でもお客さまに対する思いや、接客の仕方は私にも伝えられるかな。高橋から教えてもらったのは、すべての人に対して敬意を払い、どんなときも謙虚な気持ちで接する姿勢。これは長く側につかせてもらった私が伝えていかないといけません。数字ももう少し意識できるようになって、同期と一緒にお店全体を盛り上げていきたいです。
- プロフィール
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ZACC
スタイリスト/柄澤 はるか(からさわ はるか)
1993年生まれ。埼玉県出身。資生堂美容技術専門学校卒業後、ZACCに入社。お客さまにとって居心地のよい空間提供を大切に、髪の悩みを解決し+αでおしゃれにするスタイル提案を心がけている。
(取材・文/福田真木子 写真/河合信幸)