—OCEAN TOKYO 出井直助さんの「このサロンで働く理由」—

自分のような迷いや不安は抱いてほしくない

 


もちろん店長はずっとやりたかったので、なれたのはうれしいです。ただサロン代表になるまでは、スタート地点に立つまでの途上だと感じています。やっぱりそこまでいかないと、経営者と同じ目線を持つことはできないと思うからです。

とはいえ、今僕が目指しているのは独立して経営者になることではありません。まず身近な目標としては、あと1年少しの間にサロン代表になること。そしてここOCEAN TOKYOにいながら、美容学校をつくりたいと考えています。

僕の家は教師一家で、自分もやっぱり人を育てることに惹かれる部分があるんです。僕自身、美容学校卒業のときは迷いと不安でいっぱいでした。このまま美容師になって大丈夫かな、社会人として大丈夫かな。そう感じながら卒業していくのは決して僕だけではないのではないでしょうか。

その一方でOCEAN TOKYOは、全員にスポットライトを当ててくれるサロン。それぞれのスタッフに合う仕事や役割を与えくれるから、店長や代表じゃなくてもスタッフ全員が主役になれるステージが待っています。

美容学校もそうできたらと思うんです。みんなが主役級に輝いて、求められるサロンに自信を持って就職できるような学校。それができるのはOCEAN TOKYOにいてこそだと思うんです。35歳までに何かしらのカタチにしていきたいです。

 

プロフィール
OCEAN TOKYO Shibuya
店長/出井 直助(いでい なおすけ)

1987年生まれ。東京都出身。ハリウッド美容専門学校卒業。OCEAN TOKYOにオープニングスタッフとして参加し、2017年7月同サロンShibuya店 店長に就任。王道系ヘアをはじめ、男らしいRUDOスタイルが得意。

 

(取材・文/福田真木子 撮影/河合信幸)

 

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