「5分で人を幸せにしろ」怒らない教育を受け継ぎ目指すもの―LONESS目澤沙友里さんの働く理由

もっとも尊敬している先輩のもとで働きたい

 

 

本田が片山と共同でサロンを立ち上げると聞いたとき、絶対についていこうと思いました。そのころの本田の様子を見ていて、なんとなくそうなるんじゃないかと感じていたので、「いつ言ってくれるんだろう」と思っていたんです。ようやく言ってくれたときには、「やっぱり」という気持ちと「ついていこう」という思いだけでした。

 

本田からは、「一緒にやりたい気持ちはあるけど、沙友里の人生だから、自分で決めて」と言われましたが、迷いは一切ありませんでした。最も尊敬している人の下で働きたかったので、そうでないと自分のやりたいことからブレてしまう気がしたんです。また、将来を考えたとき、オープニングから参加させてもらえたら、いろいろなチャンスが回ってくるんじゃないかと思いました。

 

ライバルは代表2人。焦りや葛藤もあったけど、とにかく頑張り続けた

 

 

LONESSはスタッフ同士がとても仲がいいんです。それがLONESSの強みですし、お客さまにも雰囲気のよさは伝わっていると思います。仲がいいからこそ、甘えずにやらなきゃいけないことや頑張れることがあります。この環境を代表の二人が作ってくれました。1年目のアシスタントであっても、気軽に「良平さん」「ハルさん」って代表にも話しかけられます。自分の言いたいことを言える環境だからこそ、自分が好きなことをできる可能性も高まると思うんです。

 

LONESSに入ってから、ライバルは代表の二人。二人と自分を比べて、「もっとやりたいのにできない」という葛藤や焦りはありました。アシスタント時代から、空き時間には表参道や原宿でモデルハントをしていたのですが、スタイリストになってからも、平日に次のお客さまが来店されるまで1時間でも空きがあったら、街に出て10人くらい捕まえてきたり、営業後も連絡先を交換させてもらって「絶対にかわいくするからきてください」とお願いしたりしていました。

 

表参道や原宿にはたくさんのヘアサロンがあるので、新規でお客さまを取るのは難しいのですが、意外といつも行くサロンが定まっていないお客さまも多いんです。なので、デビューしたばかりの私にとってはチャンスだと思い、デビュー後1、2ヵ月の間は、仕事終わりの8時や9時からモデルハントに行ったりしていました。「最初どれだけ頑張るかによって今後が変わってくるよ」と本田にも言われていたので、限界ギリギリまで頑張っていましたね。

 

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