「LECO=内田ブランド」のイメージを、私らしいやり方で崩したい—LECO 浅野絢美さんの働く理由

“サロンワークだけ”というのは、私の中になかった

 

 

フリーになって丸3年経ったころには、ありがたいことにこれ以上仕事を増やすのは1人では難しいような状況になっていました。安定しているのはうれしいけれど、仕事を広げる余裕もないし、ポートフォリオを撮る時間もない。

 

それにもう一つの目標だった海外留学は、3回もワーキングホリデーの募集に落ちてしまって…。

 

この先どうしようかな、事務所に入ったほうがいいのかなと考えはじめた矢先に、独立準備中の内田に出会いました。働き方に迷っていた私を、内田はこれからオープンする新店のメンバーに誘ってくださいました。

 

サロンワークは好きでした。でもサロンワークだけ、というのは私が求める働きかたの中にはありませんでした。

 

内田にはっきりと「ヘアメイクの仕事ができなくなるなら参加できない」と伝えました。そうしたら「サロンワークとヘアメイクの両方をやるような、そういう働き方も取り入れたい」と言ってくださって。「でも美容専門誌の撮影や、後輩を育てることは一緒にやっていこう」と。内田のその返事が参加の決め手になりました。

 

 

サロンに参加したことで、ヘアメイクの仕事にも変化が

 

 

今は想像以上にいい形でサロンワークとヘアメイクの仕事を両立させてもらっています。だいたい週2〜3件ヘアメイクの仕事があって、それ以外がサロンワーク。サロンの事務的な仕事も、けっこう請け負わせてもらっています。裏方が好きなので、そういうのも楽しいんですよね。

 

悩んでいた新しい仕事の開拓についても、美容商材の動画広告や、内田の美容専門誌での撮影に参加させてもらったりと、早々に思いがけない形で道が開けつつあります。

 

どちらも1人でやっていたら、たぶんできなかったこと。

 

みんなと一緒に悩んで、アイデアをふくらませ、一体となってつくる経験もこれまであまりしてこなかったことなのでとても新鮮でした。

 

お客さまはまだそれほど多くないですが、ヘアメイクに出ているぶん、予約をとれる時間が限られてしまってお客さまに迷惑をかけてしまうので、一人ひとり接する時間を長くとって接客を大切にやっていきたいと思っています。お店としては内田のようにお客さまを増やして、スピード感あるサロンワークをしたほうがいいんでしょうけど(笑)。

 

>新しい働き方で「LECO=内田ブランド」のイメージを崩す

 

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