「LECO=内田ブランド」のイメージを、私らしいやり方で崩したい—LECO 浅野絢美さんの働く理由

 

次世代のサロンリーダーを期待される若手スタイリストに聞く「このサロンで働く理由」シリーズ。今回はフリーのヘアメイク活動を経て、今年3月に内田聡一郎さんがオープンした「LECO」に参加した浅野絢美(あさのあやみ)さんのもとへ。

 

順調だったヘアメイクの仕事を継続しながらの、新サロンへの参加。そこにはどんなきっかけと、思いがあったのでしょうか。

 


 

新卒で入社したサロンを退職してヘアメイクに

 

美容学校生のころから、ヘアメイクの仕事に興味がありました。ライブステージなどスケールの大きい現場に裏方として関わることに憧れていたんです。でも卒業後は都内の美容室に就職。そこで丸6年、スタイリストにまでなりました。

 

やっぱりヘアメイクの仕事をしたいという思いと、海外に行きたいという思いが膨らんで、スタイリストデビューして1年半くらい経ったころに、思いきって勤めていたサロンを退職することにしました。

 

卒業して6年というと、新卒でヘアメイクの道を選んだ友人たちはもう独立し、それぞれ活躍しはじめていた時期。そんな友人たちに仕事や人を紹介してもらえたのもあって、わりとスムーズにヘアメイクの仕事をスタートすることができました。関東のローカルテレビ局とも契約でき、女子アナさんのヘアセットなどをしていましたね。

 

 

憧れのファッションの世界にも関われて仕事は順調

 

 

美容師をやっていたからトレンドには敏感だし、今どきの質感をつくる小技も豊富。そういった面が新鮮だったようで、現場では喜んでいただけることが多かったです。

 

女子アナさんだけでなく、専属に近い感じで携わらせてくださるアーティストの方もできました。アーティストのPV撮影や、広告撮影など少しずつですが仕事の幅も広がっていき、毎日がとても新鮮でした。憧れてはいたけれど遠い世界だと思っていたファッションの世界も、縁あって東京コレクションのバックステージに入るチームに参加させてもらえることになりました。

 

ヘアメイクの仕事は、美容専門誌やヘアカタログと違って、私たちがメインになることはほとんどありません。その代わり、インスタグラムなどを通して、担当させてもらった方のヘアやメイクが褒められているのを見るのが、すごく楽しくて、うれしくて。

 

もともと裏方気質なのもあって、そういうところに大きな喜びを感じ、ヘアメイクの仕事に夢中になっていました。

 

>順調なのに、なぜサロンに? そこには順調だからこその悩みが。

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