美容師こそ天職。トレンドの発信者として、マルチなチャネルで活躍したい －BRIDGE並木一樹さんの働く理由
バランス感覚のいい先輩たちとの出会い。BRDGEに入ったから今の自分がある
BRDGEに入ったのは、ヘアモデルをしていたころから、代表である西本のミニマムでありながらモダンなスタイルに憧れていたから。入社前は、作るスタイルがモードなので、サロンの雰囲気もクールなのかなと思っていました。でも、実際に入社してみると、とてもおもしろい先輩ばかり。おもしろいことが大好きで、ファッションにこだわっている人も多くて、クールとは正反対でした。人間味があるというか、人としても美容師としてもバランス感覚がとてもいい人が多かったんです。
今、僕がYouTubeで発信したり、筋トレや料理などいろんな趣味を持っているのは、先輩の関さん（現SENTAC代表のセキタカシ氏）の影響も大きいと思います。関さんはまだブログを書く美容師が少なかったときからブログをはじめるなど、新しくておもしろそうなことをすぐやるんです。僕が興味を持ったことを即行動するようになったのは関さんのそんな姿を見ていたからだと思います。
また、しょっちゅう飲みに連れて行ってくれたり、パーティに呼んでくれた才田さん（現いつくし代表の才田とおる氏）からの影響も大きかったです。才田さんは、ことあるごとに「お前は大丈夫だよ」と言ってくれました。その言葉が今の自分の自信につながっていると思います。
でも、そういったサロンのいい雰囲気を作り出してくれたのは、やっぱり、代表の西本なんですよね。指導はとても厳しかったのですが、「好きなことをしてOK」というサロンの自由な雰囲気は、西本の寛大さや度量の広さによるところが大きいと思います。
プレッシャーを力に変えてこそ、成長できる。そのときにできることをやることが将来につながっていく
僕、「美容師としてのターニングポイントは？」と仕事で聞かれることが多いのですが、特にないんです。そのとき、そのときにやるべきことをやった結果が今の僕。2年前にヘアショーでメインをやらせてもらったときや、難しそうな仕事がきたときには、「うわ、できない！」という気持ちになることはありました。けど、とにかく、そのときにできることをやるしかないと思い、全力で取り組んでいたんです。
代表の西本から期待されていると思うことも多く、プレッシャーを感じることはもちろんあります。けど、そのプレッシャーを力に切り替えることが成長するポイントだと思うんです。
意識していたのは、普段から動画を見たり、本を読んだりして、いろいろな知識を蓄えること。その蓄積も自信になりました。また、ヘアスナップ時代のつながりや、ファッション誌を続けてきたおかげで、今の自分があると思っています。
だから、そのときそのときにできることをやることが将来につながっていくと思うんです。
