SHACHUみやちのりよしさんのびよう道 〜10年売れてない美容師から応援団長へ!口座残高7万円からの逆転劇〜

SHACHUの初月売上は100万円未満…口座残高はわずか7万円に!

 

 

前職で働いていた後半は、最後まで売上は低かったけれど、独立するためにお金を貯めていました。一時期、リアルに仕事しかしていなかったんですよ。友だちとの連絡も控えて、よっぽどのことがない限り顔を出さないようにしました。毎日、卵かけごはんを食べていたので、お金もほとんど減りません。とりあえず、お腹にお米が入っていれば死なないと思っていましたね。相変わらず売上は上がらなかったけれど、それでもお金は貯まっていったんですよ。

 

そもそもなぜ独立しようと思ったのかというと、僕は専門学校時代から20代のうちに独立すると決めていたし、東大卒で「宮地塾」っていう学習塾を経営している親父も、僕が独立するのを応援してくれていると感じていたからです。そもそも、大学受験を辞めて美容師の道に進んでいるのもあって、それなりの覚悟はあったし、親父からの期待も相当高かったと思います。

 

 

そうして2014年に独立しました。最初は僕とMORIYOSHI(現チーフディレクター)の2人。初月売上は100万円もいかなかったんですよ。普通に考えてヤバくないですか? しかも、その状態でMANAMI(現在はHELMiオーナー)を採用しちゃったんです。すぐに採用するつもりはなかったんですけれど、会社にいられなくなっちゃったみたいで、「よい子だし、採るか…」みたいな感じ。

 

そこまででも十分ヤバいのに、さらに社員旅行までしちゃったんですよね。どうしてもやってみたくて。僕の岐阜の実家に泊まってBBQや釣り、天体観測をしたりするくらいだったんだけど、それでもお金がかかるじゃないですか。結局、月末に数字を締めたときに、銀行の残高が7万円しかなくて、「MORIくん、ヤバい。潰れるわ」と話したのを覚えています。

 

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