用賀駅徒歩5秒にファッション＆ヘア融合ショップ「AMBERGLEAM」誕生！ 髪を切り、服も生み出す元L.O.G長山ゆうきが描く第二の人生
用賀で足元を固めつつ視線はいつも海の向こうへ
内装のデザインソースは、ニューヨークで見た街並みですね。アパレルショップやサロンがいっぱい立ち並ぶ、日本でいうと代官山と表参道をミックスした感じの街があるんです。日本の場合は、保健所のチェックが厳しいのであまりないんですが、ニューヨークには美容室にバーやアパレルショップが併設されているところも多いんですよ。
床を打ちっぱなしにして、天井をブチ抜いて高くしてむき出しの状態にしているのも、ニューヨークで見たアトリエからインスパイアされています。無機質なんだけれど落ち着く感じが好きです。温かみのある色の壁や、盆栽や植物を置いて、空間に色付けしています。
美容室の名前は、悩んだ末、妻のブランドの名前と同じにしました。最初は美容室の名前も考えていたんですけれど、どっちの事業が走り出しても一緒に知名度を上げていけるから、やっぱ同じがいいかなと。美容室とファッションブランドが同じ空間にあることで相乗効果もあります。服を見にくるお客さまがいるから、美容師もAMBERGLEAMのブランドに恥じない美意識でやっていこうって自然になりますからね。
まだ美容室ができたばかりではあるんですけれど、40歳になるまでに海外進出への道をつくりたいという願望があります。それともう一つ、近隣の物件が空いたら、そこで新しい店舗を展開したいと思っているんですよ。美容室だけではなくマツエクとかネイルとか、別の業態の店を出していくのもいいかもしれない。AMBERGLEAMというブランドの成長にあわせて、新しいことにどんどんチャレンジしていきたいです。
- プロフィール
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AMBERGLEAM／代表
長山ゆうき（ながやま ゆうき）
足利ビューティ・デザイン専門学校卒業。都内のヘアサロンでアシスタントを経て、U-REALMに入社し、L.O.Gのオープニングスタッフとなる。メンズカットで注目を集め、L.O.G SHIBUYAの代表に抜擢。メンズのファッション誌のヘアカタL.O.Gや、ファッションショーのヘアメイクの仕事も多数。2024年7月に独立し、東京・用賀にてAMBERGLEAMを立ち上げ、現在に至る。
Instagaram：＠yuuki_nagayama
（文／外山武史 撮影／菊池麻美）
