4回目の正直で念願のスタイリストデビューへ! ALBUM金内 柊真のデビュー秘話。 【前編】
忙しかったアシスタント時代の学びは?
―入社した後のことも聞きたいのですが。
実は1年目のことはほとんど覚えてません(笑)。
すぐにスタイリストになる! という意気込みもありましたし、高い意識を持っていたと思うのですが、今振り返れば“20歳の新社会人が持てる程度の意識だった”というのはぼんやり思い出します。
―2年目、3年目のときの方が思い出せることが多い?
そうですね、まだいける精神でアシスタント業をこなしていましたが、忙しすぎてメンタル的にも体力的にもついていけなくなりそう……と思ったことも。
―確かに、当時ALBUMの取材で挨拶をしてくれたとき、顔色が悪くて心配したこともありました(笑)。
みんなにも言われてましたね。忙しすぎてインスタの更新をしてない時期があったんですが、友だちに死んだのでは……と疑いをかけられたこともありました(笑)。
―忙しかった時期、一番の学びは?
アシスタントをしていた2年半の間、僕はNOBUさんのチームにいる時間が長くて。NOBUさんって施術がありえないくらい早い。
インスタの更新頻度も高いから、ずっとその様子を見てました。
髪を切ってるときは、ほぼ重なっていると言ってもいいくらい背後でNOBUさん視点に近いところからずっと技術を見ていたし、写真を撮るとき、NOBUさんがしゃがむなら僕もしゃがむ。同じ目線で物を見るようにすることを心がけていました。
口で説明しても難しいことが多い仕事なので、やはり見ることが一番大事だと実感しています。