【K-1王者】サロンとリングを両立させる、菅原美優の華麗なる二刀流キャリアとプロフェッショナル魂

 

©︎ K-1

 

サロン『AIR-GINZA tower(エアーギンザタワー)』でスタイリスト1年目の菅原美優(すがわらみゆ)さんは、プロの格闘家として二足の草鞋を履く美容師。「K-1女子アトム級チャンピオン」「Krushアトム級チャンピオン」という実績をもち、昨年12月に引退を発表。次は、プロボクシングに転向するそうです。プロファイターと美容師。どちらも本気で挑まないと結果を出せない世界ですが、絶妙なバランス感で見事に両立させている菅原さん。近年、注目を集める”二刀流キャリア”に迫るべく、普段の働き方や両立の秘訣、心構えなども含めて話を伺いました。

 


 

空手からK-1へ。美容専門学校在学中に、プロに転身

 

――菅原さんは、もともと空手少女だったそうですね。いつから空手を?

 

父の影響で、小学校1年から始めました。高校3年のときにアマチュア大会に出るにあたり、ルールに合わせた練習をするために、必然的にキックボクシングをすることになったんです。その延長でK-1のアマチュア大会にも出場し、結果を出したことでプロの話をいただいて。K-1は好きだったのでよく試合を見ていましたし、有名選手がプレゼンターをしてくれるなら、やってみようかなって(笑)。ただ、すでに美容専門学校への進学が決まっていたので、やるなら格闘技と美容学校、両方やるしかないという流れになったんですよ。それで、両立することにしました。

 




――プロの格闘家は過酷なトレーニングが必要かと思いますが、両立に不安はなかったですか?

 

練習すること自体は、子供のときから自宅より道場にいる時間のほうが長いくらいだったので、もう習慣になっていたんですよね。どこまでやり切れるかは自分次第ですし、不安はなかったです。

 

 

――そもそも、美容師を進路に選んだきっかけは何だったのでしょう。

 

最初は、ブライダル志望だったんですよ。高校生のときに結婚式場で3年間アルバイトをしていたんですが、式のたびに感動して。メイクが好きだったので、ブライダルのヘアメイクの仕事がしたいなと思うようになりました。人生の大切な日に寄り添える仕事ですし、素敵じゃないですか。華やかなステージにも、憧れましたね。なので、専門学校を卒業したら、サロンに就職することは全く考えていなかったんです。たまたまAIRの人とご縁があって、「これから二刀流キャリアが珍しくない時代になっていくので、両立できる環境を作る」と言っていただいたことで、入社を決めたんですよ。






>職場環境に恵まれ、格闘家とアシスタントの両立が実現


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