【AFLOATで5冠達成!田邊可奈】大人気の”韓国ヘア”は一日にして成らず。成功の鍵はSNS戦略と熟練カット&ブロー

 

アフロートがこだわる”ブロー”は猛練習の賜物

 

 

練習にもいろいろな思い出がありますが、アフロートは”ブロー”にかなりこだわっているので、それこそ朝から夜までずっと練習していた時期がありました。営業中もよく直されたりしていましたね。ブローは奥が深くて、髪の根元から均等に熱を加えて伸ばすことによって生えぐせを直し、頭の形をきれいに見せることができます。ウィッグ練習はもちろんのこと、スタッフの頭もたくさん借りて、その人の生えぐせを見ながら何度も練習しました。ブローが上達すると、カットラインもカラーもより綺麗に見えるので、ブローでこんなに変わるの?というくらい見違えるんですよ。

 

 

そんな感じであらゆる技術練習を重ねて4年でデビューしましたが、まだSNS集客が流行っていない時期だったので、お客さまは街でハントしていました。最初は初対面の方に声がけすることに抵抗があり難しかったですけど、先輩が休日も街に出て教えてくれて。朝からやって、気づいたら夕方みたいな感じで一日中やっていたので、さすがに慣れましたね。デビュー初月は50名くらい来店してもらえることを目指して頑張っていたんですけど、なかなかうまくいかず。結果は売上30万も達成できませんでした。

 

 

そこから1年くらい数字が変わらなくて、客ハンもだんだんとあきらめかけて苦しい時期が続きましたね。でも、先輩たちが「全然大丈夫、地道にやっていればいつかくるから」と応援し続けてくれたので、そこまでマイナス思考にはなりませんでした。周りもみんな頑張っていましたし、自分も頑張らなきゃという気持ちになれる環境だったのも大きかったです。そんなときに『ビューティコネクション銀座』という新店舗出店の話が出て、場所を変えてみるのもいいかもって。それで半年後に異動しました。

 

 

 

>コロナ禍で“韓国ボブ”を打ち出し、売上が急伸

 

 

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