【AFLOAT業務執行役員・最年少プロデューサー間嶋崇裕】元・国体選手でJNA1級ネイリスト。宮村浩気の専属アシスタント経験で学んだこと

 

新サロンの立ち上げで、全員の売上爆増に貢献。プロデューサーの道へシフト

 

 

僕はアシスタント歴が5年と長かったので、デビューしたのは今から3年前です。2月にデビューし、その年の11月から美容メーカーのMTGとコラボしたヘアサロン『Beauty Connection Ginza』の立ち上げメンバーに参加しました。当時の僕の売上は100万にギリギリ到達した感じで、他のメンバーも50万くらい。周りからは「2年利益が出ないだろう」と言われていたんですけど、SNSマーケやSEO対策、集客サイトについても勉強して準備しておいたので、8ヵ月でグループの売上1位と新規集客1位を取ることができました。そして店舗スタッフ全員の売上を平均420万上げることに成功したんです。自分がモデルケースになって結果を出し、それをみんなに落とし込んだのですが、売上10万代から1年で450万まで飛躍した子もいましたし、女性スタイリストも今600万を超えるまでに成長しています。

 

自分のやり方が他店舗でも再現性があるのかを試したくて、東京以外の場所でも実践してみよう、と思って。そこでAFLOATの名古屋の店舗でも教えたところ、1年未満で売上100万のスタッフが600万へと育ちました。それでかなり自信がつきましたね。トッププレイヤーとして自らがサロンを盛り上げていくという道もありますけど、人を育てるほうが個人でやるより面白いなと感じ始めていたので、やるなら思い切り裏方へ振り切ろうかなと。それで宮村に相談したら、環境を変えてあげるからやってみたら?と。その言葉を受けて、自由に動けるように、業務執行役員という形でプロデューサーになりました。

 

 

実際のところ、これはなかなか苦しい決断でした。当時、プレイヤーとしてはグループで売上1位の首位でしたし、新規客が月100〜200人来店するタイミングで一気にゼロにするのは、正直プライドもあったから結構きつかったんです。それでも、スタイリストを育てる道を選びました。通常であれば、キャリアとしてはスタイリストから店長、マネージャー、店舗代表という順序なので、それを全部飛び越えて昇格したことに賛否両論ありました。ですが今の時代にフィットしたブランディングを進めたいという強い目標を持っていた自分にとっては、最大のターニングポイントになりました。

> 後編へつづく

 

 

 

(株)HRK代表 /株式会社エターナル業務執行役員

AFLOATプロデューサー

間嶋 崇裕(ましまたかひろ)

 

1992年生まれ、香川県出身。高校時代にネイリスト(JNA1級)を取得。高校卒業後にヘアメイクを目指して上京し、東京モード学園専門学校に入学。在学中にAFLOAT代表の宮村浩気と出会い、美容師へと進路を変更。AFLOATに入社し、デビュー後1年5ヵ月でグループ全体売上と新規集客1位を獲得。その約半年後、プロデューサーに就任。2022年9月、自身のサロン『AMA TOKYO』をオープン。母校では実技やSNSの授業も担当。現在のフォロワー11.2万人。

Instagram:@takahiro_0217

 

(文/織田みゆき photo/松林真幸)

 

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