【AFLOAT業務執行役員・最年少プロデューサー間嶋崇裕】元・国体選手でJNA1級ネイリスト。宮村浩気の専属アシスタント経験で学んだこと

 

「情熱」と「戦略」。アシスタント2年目から宮村の専属を4年間勝ち取った

 

そこから4年間、専属アシスタントを務めました。本当は1年交代なんですけど、ちょうど中国の事業に力を入れていた時期だったので、秘書が担当する打ち合わせや現地の段取り、映像の資料づくり、ヘアショーの音源なども僕が全部担うことで、宮村が外せない人材になろうと動きました。その結果、4年間専属のままでいることができました。

 

 

中国事業では、貴重な経験をたくさんさせてもらいました。海外は日本のようにものごとがスムーズに進まないのが当たり前なので、事前に現地に連絡をしてOKが出ていても、会場に行ったらシャンプー台がなかったり、ポットで沸かしたお湯を使うことになったり、モデルさんの髪をベージュに仕上げておいてとお願いしていたのに全員ブリーチ抜きっぱなしのモデルさんが出現したり(笑)。そんなことがいっぱいありました。適応能力もつきましたし、強くなったと思います。

 

国内ではヘアメイクの現場にもたくさん入らせてもらって、『東京ガールズコレクション』にも何度か参加させてもらいました。宮村は仕事にとても厳しいので、専属1年目は僕も仕事をそこまで理解できていなかったせいか、ほとんど一緒に食事に行ったことがなかったんです。でも、3年目には業務にプラスアルファした提案もどんどんできるようになって、その頃には宮村とほぼ毎日のように飲んでいました。

 

普段はあまり話さないことも、酔うと仕事に対する具体的なアドバイスをもらえたりするので、毎回メモして残していて。もちろんキツイことを言われることもありますけど、本当にそうだなと腑に落ちることがたくさんあります。僕は宮村に興味があって、「この人に付きたい」と思って入社したので、何があってもそこはずっとブレなかったですね。今でも岐路に立たされたときは真っ先に宮村に相談して、どう動いていくかを一緒に決めています。本当にありがたいです。

 

 

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