人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「NORA」編
「入社への意志は誰にも負けない」は全員に言えること
-採用審査の段階で「これはちょっと…」とマイナスな印象を抱いてしまうポイントについて教えてください。
・質問内容と違うことを話す
こちらが尋ねた質問に対してズレた内容で答えが返ってくると、理解力がないのかなと感じてしまいます。
・声が小さい
いくら自分の考えを持っていても、その声で人に届けられなければ意味がないと思います。実際、学生と面接官の距離もすごく離れているわけではないので、声が小さいと「相手のことが考えられないのかな」と思ってしまいます。
・「入社への意志は誰にも負けない」というアピール
よく「私は誰よりもこの店に入りたいと思っています」といった子が居るのですが、それは受けにきている学生全員に言えること。その一点張りのようなアピールは印象がよくないですね。自信があるのか「僕の話をもっと聞いてください」という勢いで喋ってしまう人も、聞いている側が少し疲れてしまいます。
・言葉に詰まって泣いてしまう
言葉に詰まってしまったり、質問に対する回答が出てこなくなったりしたときに泣いてしまう子がいます。緊張をして戸惑ってしまったのかもしれませんが、絶対に泣いてはだめです。面接は自分をアピールする場所です。泣くという行為は極めて自分本位で、面接官や周りの学生にも緊張を与え、気を遣わせてしまいます。
-早期退職された方に共通している点はありますか?
・目標が持てずに疲れてしまった
実際、悩んでいる子がいた場合は、周りのアシスタントたちがその姿に気づいて私たちに教えてくれるので、悩んでいる子が慕う先輩にその子の話を聞いてあげるよう頼んだり、みんなで話し合ったりといった形でフォローをしていますが、やっぱり目標がないと人って頑張れないと思うんです。早期退職者の場合は、激務のなかで目標が持てずに疲れてしまったのだと思います。
>よい成績を残している子は当たり前にやるべきことができている