人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「Violet」編
採用枠=店にフィットする子の人数
-採用残り枠1名に対して最終候補者が2名。最終的に何が採用の決め手になりますか?
・人数枠よりもフィットするが何人なのかを重視
笑顔もよく、サロンへの想いや自分の考えをきちんと伝えられるような甲乙つけがたい2名が残った場合は、恐らくどちらかを選ぶのではなく、2人とも採用すると思います。人数枠はそこまで重要視しておらず、最終的に残った候補者の中で店にフィットする子が何人いるのかを優先します。
ただ、もしどちらかと迫られたなら「個性」が決め手になります。それは入社への熱意や第一印象、キャラクター性、バイト経験(接客関係だと高評価)、スポーツの経験値(団体か個人か)などを含めて総合的に判断すると思います。
美容師という人を相手にする仕事において、個性があることは大切だと思うので、そうしたところを見ますね。
スタイリストになると見えてくる世界が変わる
-最後に、新卒・転職者のみなさんにメッセージをお願いいたします。
プロを目指す上で技術や知識を向上させる覚悟や意識を持っていれば結果がついてきますし、頑張ったら頑張った分だけ評価もお給料も受けられるという点で、一般的な企業と比べて夢のある仕事だと思います。
最初は辛いことや人間関係で悩むこともあるかとは思いますが、それはどんな職業にも言えること。スタイリストになると見えてくる世界が全然違うと思うので、まずは自分の夢ややる気、鋼のメンタルを持って行動してもらえればと思います。
次回も人気サロンの採用担当者が語る採用のポイントをご紹介! ぜひお楽しみに。
プロフィール
Violet採用担当
Violet 本部長/表参道店 副店長
藤橋孝(ふじはし たかし)
都内1店舗を経て、2015年にVioletのオープニングに参加。現在は表参道店副店長とバックオフィスの本部長を兼任し、サロンワークを中心にセミナー講師など幅広く活動中。経営幹部として全体のマネージメントに務める。
(取材/文・阿部夕華〈ヒャクマンボルト〉)