人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「MAGNOLiA」編
技術力や学校の成績よりも人間性を重要視する
-採用審査の段階で「これはちょっと…」とマイナスな印象を抱いてしまうポイントについて教えてください。
・接客に向かない人間性はマイナスに
MAGNOLiAでは技術力や学校の成績よりも人間性を重要視しているので、「笑顔がない」「会話のキャッチボールができない」「清潔感がない」「時間にルーズ」「教養がない」というのはマイナスですね。
特に会話のキャッチボールが苦手な人は頑張った方がいいと思います。教養も合わせて身につけると、相手が言ったことに対してあらゆる答えを持てるようになりますし、コミュニケーション力が高まると思います。
本当に入社を希望している場合は、お客さまとして来店していたころから「どうやったらこうなれますか」と前のめりに質問をしたり、メモを取ったりする子が多いんです。面接時は質問ばかりできないですよね。だから働くサロンを見据えて日ごろから自分の知識を蓄えておくんです。ポイントは質問内容が濃くなくても「聞こうとする気持ちが大事」ということです。
-早期退職された方に共通している点はありますか?
・共通点はなく、退職理由もさまざま
性格的な共通点はなく、「雑誌の仕事をしたいと思っていたけれど、練習についていけなくて諦めてしまった」「入社したものの、向上心がなくてついていけなくなった」「独立をしたくて」「地元に戻ろうと思って」など、退職理由もさまざまですね。ほかのサロンに行きたいから辞めるという理由で退職する人はあまりいないと感じています。
<見出し>決め手は「MAGNOLiAの目指す方向性と合うか」
-採用残り枠1名に対して最終候補者が2名。最終的に何が採用の決め手になりますか?
・コンセプトに合っているか
笑顔とコミュニケーションも大切ですが、「教育者を育てる」「大人の女性を美しくする」というコンセプトに合っているかが決め手になると思います。コンセプトをもとに「自分に何ができるのか」「どうしていきたいのか」をその人なりに考えてきてもらって、その答えを通して素の姿を見たいと思っています。