人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「MAGNOLiA」編

 

就職を目指す美容学生や転職者に向けて、人気サロンの採用担当者が採用のポイントを語るシリーズ。採用のジャッジを分ける「開いている子」と「閉じている子」の違いについて語られた「ACQUA」編に続き、今回は「MAGNOLiA」の採用を担当する、桃原大気(とうばる たいき)さんに直撃します。

 


 

仕事と睡眠以外の時間を何に使う?

 

-新卒者に対しては、選考時にどのようなポイントを重視していますか?

 

・どれだけ美容が好きか

重視するのは本当に美容が好きかという点ですね。結局、美容が好きじゃないと離職につながってしまいますし、前提としてまずはどれだけ美容が好きか。その上で、なぜそのサロンに入りたいかが言えると強いですね。

 

面接時に「営業が8時間、睡眠が8時間だとしたら、残りの時間をあなたはどう使いますか?」と質問することがあるのですが、その答えを通して美容への温度感や人となりを見ています。

 

-中途の応募者に対しては、選考時にどのようなポイントを重視していますか?

 

・健康であるか

第一に健康であることです。前職を辞めた理由を尋ねたときによく挙がるのは「前のお店と趣向が合わなかった」といった理由ですが、実際は健康面での問題を理由に辞めてしまう人が意外と多いんです。なので、朝に弱かったり、風邪をひきやすかったりしないかなど、普段の体の調子について尋ねたりもしています。

 

・リスタートにかける想いを伝えられるか

再就職にかける想いをどこまで伝えられるかにも注目しています。前の職場をリタイアしたからといって、それによる悪いイメージは持ちませんし、むしろリスタートする人はそれなりの想いを持っていると思うので、新たに挑戦したいという意気込みは汲みたいと考えています。

 

 

「事前勉強をしています」というアピールができることも大切

 

-採用担当者として思わず好印象を抱くポイントについて教えてください。

 

・清潔感のある笑顔

居心地のよくなる空間を作ってくれるような清潔感のある笑顔です。表情がムスッとしているとできる相談もできなくなりますし、笑顔があって初めて「この人にお願いしたい」と幅を広げていけると思います。

 

・サロンの下調べができている

面接やサロン見学にきたときに、すらっとスタッフの名前が出てくるなど、サロン情報についてできる限りの下準備をして臨む子は好印象ですね。

 

例えば、サロン見学を担当するスタッフに、「今日は◯◯さんが担当してくださるんですね」という一言があったり、ブログを読んだ上で「この前◯◯に行っていましたよね」と口に出したりするだけでも、こちらはサロンのことを知ってくれていると感じるし、何より話す側が気持ちよく話せますよね。自分は事前勉強をしていますというアピールができることも大切だと思います。

 

 

-採用された方に共通している点はありますか?

 

・目指すコンセプトに準じている

「教育者を育てる」という会社のコンセプトと、「大人の女性を美しくする」というお客さまに対するコンセプトの両方に準じているという点です。「教育者を育てる」ためには人に伝える前に自分が勉強しないといけないですし、「大人の女性を美しくする」ためには大人の女性に求められるデザインを学ばなければなりませんが、採用したスタッフはその両方ができていますね。

 

・勉強熱心でよく働く

みんな美容が本当に好きで、美容のためなら熱心に勉強しますし、よく働きます。笑顔がよく、コミュニケーションに長けているのも特徴ですね。

 

>技術力や学校の成績よりも人間性を重要視する

 

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