人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「broocH」編
好印象なのは自分自身をクリアな状態で維持できる人
-採用担当者として思わず好印象を抱くポイントについて教えてください。
こちらの質問に対する答えや姿勢から、7つの要素をきちんと満たしていると感じられると好印象です。また、自分自身をいつもクリアな状態で保っていられる人もよいですね。
人は、「お金のこと・人間関係・部屋や仕事場が整頓されているかといった清掃状況」のいずれかで問題を抱えていると成長が止まってしまうんです。ですので、この3つの点で問題を抱えていないか=クリアな状態であるかどうかも確認をするようにしています。
-採用された方に共通している点はありますか?
やはり7つの要素が備わっているということですね。例えば自己肯定感の必要性について言えば、自己評価が低い人というのは自分が成し遂げたことも含め、全てのことをネガティブに受け止めてしまいます。でも、自分のなかのどこに強みがあるかを理解できるのはプレイヤーとして重要なことで、それは高い自己肯定感を持つことで見つけられるものなんです。
面接への準備にその人の素直さや勤勉さが見える
-採用審査の段階で「これはちょっと…」とマイナスな印象を抱いてしまうポイントについて教えてください。
清潔感がない人、相手の話にリアクションが取れない人、人の話がきちんと聞けない人など、そもそも接客業のあり方ができてない人はこの仕事に向いていないなと感じてしまいますね。
面接の場で緊張して、たどたどしくなることを心配する人もいるかもしれませんが、それは直接的な減点にはつながりません。緊張しやすいのであれば、きちんと伝えるために用紙にまとめるなり、そのための準備をしてくればよいと思いますし、そうした姿勢からも素直さや勤勉さは見えてくるのではないかと思います。
-早期退職された方に共通している点はありますか?
自分の責任について理解できなくなってしまったという点だと思います。会社は組織なのでそれぞれのポジションに応じた責任があるのですが、自分の責任が何かを理解せずに、環境や人に対して不満を抱くようになると辞めていく傾向があるのかなと思います。すでに組織の枠から外れて、会社のことを客観視してしまっている状態ですね。