人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「UMiTOS」編

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就職を目指す美容学生や転職者に向けて、人気サロンの採用担当者が採用のポイントを語るシリーズ第十六弾。「美容が好きで価値観を共有できることが大事」と語られた「artifata」編に続き、今回は「UMiTOS」の人事・採用担当のシラトリユウキさんに直撃します。

 


 

教えてほしいのは、UMiTOSに入って何をしたいのか

 

新卒者に対しては、選考時にどのようなポイントを重視していますか。

 

実は新卒採用を始めたのは今年から。それまでは中途採用のみでしたが、設立5周年を迎え、ようやく新卒を育てていく準備が整ってきたところです。

 

新卒の場合、「UMiTOSの一員になりたい」という志望動機が多いです。それは本当にありがたいのですが、私たちが一番知りたいのは「入ってからどうしたいのか」ということ。明確な将来像を持っているかどうかが気になるポイントです。

 

これを大前提として、新卒の採用では3つの点をポイントとしています。

 

一つは、「素直」であること。新卒者はイチから学んでいくことになるので、吸収力があるかどうかが大事です。

 

二つめは、「向上心」があること。UMiTOSに入るのがゴールの子と、UMiTOSで叶えたい夢がある子とでは、成長の度合いが全く違うからです。前者ほど途中でブレますからね。

 

そして、3つめは「美容が好き」であること。美容学校ではもちろん、プライベートでも美容のことが頭から離れない子は、伸びしろも大きいです。

 

面接では、そういうポテンシャルを推し量るための質問をします。たとえば、「学校が終わってから何をしますか」とか「お休みの日は何をしていますか」とか。そうすると、美容中心の生活をしている子なのか、そうじゃないのか見えてきますよね。

 

バイトとか部活でどんな役割を担っていたか、というところも結構重要です。たとえば、部長やバイトリーダーをやっていた人は、社会からの査定を受けて、評価が高かったということ。美容以外の世界で評価されてきたっていうのは、すごく大事なことです。

 

リーダーシップを発揮できなかったとしても、素敵な人間関係を構築できている人は、社会性があるということですから、これも素晴らしいことだと思います。

 

-中途の応募者に対しては、選考時にどのようなポイントを重視していますか?

 

中途の場合は、まず何のために選んでくれたのかが気になります。ありがたいことに、「スキルアップのため」といってくださる方が多いです。でも、向上心があっても、小さなプライドが邪魔して、なかなかステップアップできない人もいるんですよね。

 

成長できる人と、できない人の何が違うのかといったら、自分の弱点を受け入れられるかどうか、だと思います。これは新卒採用でいう素直さにも通じているかもしれません。

 

変にプライドが高くて、人の意見を受け入れられないと、その人は変わることができません。でも、正直に

「結果を出せなかった」とか「リーダーシップは弱い」とか、弱点を隠さず話してくれる人は、見込みがあると感じます。弱みを自覚しているということは、改善する余地があるということですから。

 

>UMiTOSが魅力的と感じる人とは?

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