人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「artifata」編

月イチペースで見学すれば、卒業までに24サロンいける

 

サロンワーク風景1

 

―最後に、就職・転職者のみなさんにメッセージをお願いします。

 

一言でサロンといっても、地域密着のサロンから表参道のブランドショップまでさまざまです。自分の夢を明確にして、それを叶えるためのサロンを選んでほしいですね。

 

絶対に売れたいというのなら有名店に入るべきだし、経営者になりたいというのならフランチャイズ展開しているサロンが近道になるかもしれない。

 

自分が何をしたいか、どんなサロンで働きたいか、というのは行動しているなかで見えてくるものだと思います。じゃあ、具体的にどんなことをすればいいのか。まずは、学生時代にいろんなサロンに足を運ぶことが大事です。月イチペースで見学すれば、卒業までに24サロン見学できます。それでも少ないとは思うのですが、実際に足を運ぶのと、それをしないのとでは大違いです。お金はかかりますが、自分のためにも投資すべきだと思います。

 

あとは、シンプルに自分の好きなものを集めてみてください。ワインディングに夢中ならそれでもいいし、ネイルに興味があるなら勉強してみるのもいいでしょう。アルバイトで接客を学んだら、空気を読む力が身につくかもしれません。とにかく、いろんな経験をして、いろんな人と出会うことが大切なんです。

 

今年の新卒入社のスタッフは、入社までに60~70くらいのサロンを見てきたと言います。お金がないので、カットモデルをしたりしていたので、髪の毛はボロボロでした。でも、そのくらい頑張っている人は、入社してからも迷いがないです。なので、ぜひこれから就職、転職されるみなさんにも参考にしてほしいですね。

 

プロフィール
artifata 代表
CHIKA(親 保宏)

岡山県出身。都内1店舗15年を経て、2000年表参道に美容室artifataをオープン。カンヌ、オスカー、ゴールデングローブなどの映画賞で登壇するセレブたちのヘアメイクを担当。生み出すスタイルは時を追うごとに洗練され、サロンゲスト、今を輝く女優、モデル、各界で活躍する著名人のヘア&メイクをプロデュースし続ける。

 

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