人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「PEEK-A-BOO」編

基本的な技術を大切に磨き上げる

 

PEEK-A-BOOAVEDAアトレ恵比寿1

 

最後に、就職・転職者のみなさんにメッセージをお願いいたします。


 

いろんな街を歩いてたくさんの美容室を見つけてください。誰にも「自分の好きなエリア」があるはずです。そのエリアにある美容室の中で目星をつけたら、そこにお客さんとして通ってみることをおすすめします。そこのスタッフと話しながら、自分がここで働いたらどうなるかなという想像してみるといいと思います。これをしておくと、面接の時にも話しやすいですし、店舗とのミスマッチが起こりにくくなると思います。

 

あとは、ひたすらシャンプー練習をして手を慣らしておくことをおすすめします。一番最初にお客さまに関わり、指名を頂ける技術ですので。

シャンプーはサロンによってやり方が違いますが、2本の腕と10本の指を使ってお客さまを気持よくさせるという面においては、世界中全てのサロンで共通しますし、上達するにはやはり慣れしかありません。地肌にそって指を置き、手首を柔らかく動かす。これは学校でも練習ができますよね。シャンプースキルの下地は自己練習で得ることができるので、しっかりやっておきましょう。

個人的な話になりますが、僕は3年間ロンドンに行っていました。そのとき最初の信頼を得ることができたのはシャンプーの技術があったからです。世界のどこでも通用する技術なので、シャンプー練習をおろそかにせず頑張って欲しいです。

 

プロフィール
PEEK-A-BOO 常務取締役
川島 修身(かわしま おさみ)

高山美容専門学校卒業。2000年にPEEK-A-BOO入社。現在「PEEK-A-BOO OFFICE/GINZA PEEK-A-BOO 中央通り」にて経営およびサロンワークを中心にスタッフの指導、国内・海外の講習会、セミナー等幅広く活動。また2005年から3年間渡英。ヨーロッパ最大のヘアーショー、オルタナティブヘアーショー出演や著名カラーリスト、ダニエルギャルビン師事等を経て、現サロンにてスタイリスト兼カラーディレクタートとして活躍する。

 

 

(取材/文・西本龍太郎)

 

 

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