人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「PEEK-A-BOO」編
暗い雰囲気は周囲を不安にさせる
-採用審査の段階で「これはちょっと…」とマイナスな印象を抱いてしまうポイントについて教えてください。
面接で相手に暗い印象を与えてしまう人にはマイナスの印象を抱いてしまいます。そういう人は働いている姿が想像しづらいですし、お客さまと接するときに大丈夫かなと不安になってしまいます。
例えば、声のトーンや容姿から受ける印象は仕方ないですが、一生懸命さはどんな人にも誰にでも出せると思うんです。それなのに、面接という場で暗い雰囲気を出している人がいると、「この人はなぜ受けにきたんだろう?」と思ってしまいますね。集団面接を行うなかで、やはり暗い人は印象に残りにくいです。
-早期退職された方に共通している点はありますか?
早期退職者の退職理由の多くは「お店の雰囲気とのミスマッチ」ですね。この場合、自己分析が足りなかったり、お店に対するリサーチが不足していることが考えられます。スタッフやお店の雰囲気に憧れて入った場合、自分がお店に合うように変わっていくというマインドも同時に持ち合わせていないと仕事は続かないと思います。
接した時間の中でどれだけ好印象を与えられるかが大事
-採用残り枠1名に対して最終候補者が2名。最終的に何が採用の決め手になりますか?
その2名から受けるインスピレーションですね。PEEK-A-BOOでは2次面接、3次面接をしていないので、30分間の集団面接及び実技試験の中でどれだけ好印象を受けるかが決め手になります。お客さまも、ぱっと見た感じや雰囲気を敏感に感じ取るので。そのため、評価が横ばいになった場合は、直感的な部分で判断します。