人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「PEEK-A-BOO」編
就職を目指す美容学生や転職者に向けて、人気サロンの採用担当者が採用のポイントを語るシリーズ第十四弾。素直で柔軟性があることの大切さが語られた「RITZ」編に続き、今回は「PEEK-A-BOO」の採用を担当する、川島修身(かわしまおさみ)さんに直撃します。
仕事に対する想いを自分の言葉で語れるか
-新卒者に対しては、選考時どのようなポイントを重視していますか。
まずは第一印象ですね。服装、雰囲気、ヘアスタイルなどから、PEEK-A-BOOで働いている姿がイメージできるかを見ています。PEEK-A-BOOは集団面接で採用を行っているのですが、第一印象がいい人はこちらの質問に対してどう答えるのか気になってきます。
面接で重視しているのは、笑顔で元気よく話せているかどうかですね。接客業なので、いかなる状況でも相手を不快にさせず、明るく振る舞うことができるかを見ます。集団面接は緊張すると思いますが、たどたどしくてもいいので、用意された言葉ではなく本音で受け答えして欲しいです。就職や仕事に対する想いは、言葉の中に現れますからね。
-中途の応募者に対しては、選考時にどのようなポイントを重視していますか?
PEEK-A-BOOは、基本的に中途採用を行っていませんが、もし行うとしたら新卒の方と同じように判断していくことが多いです。
技術も接客も「素直さ」が大事
-採用担当者として思わず好印象を抱くポイントについて教えてください。
言葉が詰まってしまったとしても、仕事に対する想いを一生懸命伝えてくれる人はとても好印象です。コミュニケーション面で好感が持てる人は、一緒に働くスタッフにもお客さまにも好かれると思うんです。
あとは、お店やスタッフのことをしっかりと調べてきている人も好印象ですね。「ここで働きたい!」という熱意は印象だけでなく採用の決め手にもなります。
-採用された方に共通している点はありますか?
質問に対し、柔軟に考え自分の言葉で返すことができる、という点ですね。サロンワークはマニュアル通りにいかず不測の事態が起こることも多いので、そういった柔軟性の高さは非常に大切です。
あとは素直さですね。これは技術を吸収する上で必要な素養ですが、お客さまやスタッフとコミュニケーションを取るときにも求められます。接客業なので、相手を不快にさせない素直さを持ち合わせている必要があります。