人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「Garland」編
就職を目指す美容学生や転職者に向けて、人気サロンの採用担当者が採用のポイントを語るシリーズ第十一弾。「美容師は過去の道筋が財産になる仕事」と語られた「FLOWERS」編に続き、今回は「Garland」の採用を担当する、本間唯(ほんまゆい)さんに直撃します。
サロンワークの内容も審査のポイント
-新卒者に対しては、選考時にどのようなポイントを重視していますか。
入社後からは長い時間を共有することになるので、まずはGarlandというサロンを本当に好きで受けにきてくれているかどうかですね。技術や作品も含め、ほかのサロンではなく、なぜGarlandなのか。そこを確認するためにも、質疑応答の際に、Garlandの何を気に入ってくれているかを尋ねています。その答えや入社後のヴィジョンなどから、Garland全体を理解し、気に入ってくれていることが伝わってくるとこちらも好印象を持ちますね。
面接では、元気で明るい人か、対応がしっかりしている人か、ファッションが洗練されている人かといったポイントを大切にします。また、サロンワーク試験では、スタッフに対しての挨拶、お客さまに接するときの気遣い、モデルハントなどをしてもらい、それぞれの対応や、ハントしてきたモデルさんのクオリティーの高さなどを見ています。
-中途の応募者に対しては、選考時にどのようなポイントを重視していますか?
言葉使いや礼儀、ファッションのセンスはもちろんですが、違うサロンを辞めてGarlandを受けにくるので、以前のサロンを辞めた理由や、Garlandに何を求めてきたのか、Garlandを最後のサロンとして考えることができているかどうかを重視します。
また、実際に2日間サロンワークをしてもらうなかで、接客や技術、Garlandのスタッフとして人気が出るかといった点を見ます。その後合格の場合は、さらに2ヶ月間の研修期間があり、お互いに信頼関係を築けるかを見ます。そして2ヶ月後、スタッフ全員の合意の上で、晴れて正社員として迎え入れています。