人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「DIFINO」編

努力ができない人は環境を理由にする

 

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-採用審査の段階で「これはちょっと…」とマイナスな印象を抱いてしまうポイントについて教えてください。

 

働く上で給与や勤務時間を理解しておくことはとても大事なことだと思うのですが、面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞いたときに、「休みはどれくらいありますか」「夜は何時に帰れますか」という質問が矢継ぎ早に飛んでくると、福利厚生を期待して入社しようとしているのかなと感じてしまうことがあります。DIFINOでも福利厚生はしっかり整えているのですが、そこだけを期待して入っても、のちに本人のビジョンとDIFINOが抱く美容に対するビジョンにずれが出てきて、続けるのが難しくなってしまうのではないかと思います。

 

-早期退職された方に共通している点はありますか?

 

シンプルに頑張ることができないことですね。自分に対して努力ができない人は、大抵自分が頑張っていないことに気づかずに、お店の足りていない部分を指摘したり、先輩の文句を言ったりと、外的な環境を理由にします。

 

あらを探そうと思えばどんなサロンにも欠点は見つかると思うのですが、そういった点をカバーしていこうとみんなで協力して店作りをしていることが理解できないのかなと思います。

 

周囲に応援される人懐っこさがあるかどうか

 

-採用残り枠1名に対して最終候補者が2名。最終的に何が採用の決め手になりますか?

 

笑顔や人懐っこさ、人に好かれそうかどうかという点ですね。やっぱり教育に関しても、いい人材に育てるのは美容室の責任でもありますが、「この子に教えてあげたい」「この子を育てたい」と先輩に思わせるのは本人の人懐っこさだと思うんです。

 

それに、なかにはアシスタントのうちからお客さまに人気がある子がいますよね。それって技術面もそうですが、「この子が育っていくのが楽しみだな」って思ってくれるお客さまがいるからだと思うんです。

 

SNSを使った美容師の個人の発信が増えたことで、「美容師とお客さま」「会社と美容師」という、人と人の関係がより強くなってきていると思うので、人に可愛がられる力を持った人が生き残っていけるのかなと思います。

 

>いろいろな大人と接してみることで得られる力

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