人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「apish」編

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就職を目指す美容学生や転職者に向けて、人気サロンの採用担当者が採用のポイントを語るシリーズ第四弾。人と異なる努力をする大切さが語られた「AFLOAT」編に続き、今回は「apish」代表であり、採用を担当する網野一廣さんに直撃します。

 


 

いろんなキャラクターをバランスよく採用していきたい

 

-新卒者に対しては、選考時にどのようなポイントを重視していますか。

 

apishではいろんなキャラクターをバランスよく採用していきたいので、応募者同士のディスカッションを設けることで、その人がどういうタイプのキャラクターなのかを見るようにしています。例えば「こんなときどうするか」といったお題を元に話し合ってもらうことで、リーダータイプや副リーダータイプ、盛り上げ役など、まず誰がどのタイプなのかが見えてきます。

 

そして、リーダータイプだけ、盛り上げ担当だけ、と同タイプを集めたディスカッションを重ねることでそれぞれのキャラクターの強弱も明らかになるので、人の意見を聞かなかったり、自分の意見を押し通したりするといった採用が難しい対象者が見えてくるんです。

 

中途の応募者に対しては、選考時にどのようなポイントを重視していますか?

 

中途に関しても人間性プラス、どういうタイプのキャラクターなのかを見ます。例えばapishには「将来は美容室で鍼をやりたい」という元鍼師の子もいるのですが、そうしたユニークな経歴と面白い夢を持つタイプの子はこれまでいなかったので採用したんです。

 

それから、apishでは30歳までにはデビューしてほしいという思いがあるのですが、中途で入社するとアシスタントとして一からのスタートとなること、また、若い新卒の子たちと馴染んでやっていくことを踏まえて、アシスタントの中途採用はマックス27歳までを基準にしています。

 

自分の上手な見せ方がわかっているかどうか

 

採用担当者として思わず好印象を抱くポイントについて教えてください。

 

やっぱり自分の見せ方が上手い人には好感を抱きます。特にそれが男の子だとなおさらですね。なぜかというと、経験上、女の子の場合は普段から自分の見せ方について考える機会が多いからか最初からアピール上手な子も多いのですが、男の子の場合不器用な子が多いのか、しばらく一緒に働いてみないとそのよさがわからなかったりするんです。だからこそ自分の見せ方をきちんと理解して、明るく爽やかに接することができる男の子がいると「おっ」と印象に残ります。

 

-採用された方に共通している点はありますか?

 

みんな家族と仲がいいことですね。実際apishには、親を大事にできないとほかの人にも優しくできないという想いから、「親孝行」というコンセプトがあるんです。わざわざ遠方から足を運んでカットをしにくる親御さんもいるくらいですし、親と仲がよくないという子はまずいないですね。

 

>我が強いとマイナスイメージ!?

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