サロン見学も選考のうち!?【美容師転職100ルールズ】

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応募や面接の前にサロン見学に行くのは、現場の空気感をつかむために大切なプロセスです。「まだ面接ではないから」と、お客さん気分のまま手ぶらで見学に行くのはNG。見学の申し込み時点で、選考は始まっていると考えましょう。


 

転職活動も第一印象が大事!

 

まずはサロン見学の申し込み方法から。メールでも電話でも構いませんが「『QJナビ』で御社の求人広告を拝見し、他社にはない『癒しのおもてなしスタイル』に興味を持ちました。ぜひ一度、見学させていただけませんでしょうか?」と志望動機と用件を伝えましょう。その上で、先方の都合の良い日程を尋ね、見学予約を済ませます。

 

当日は見学するサロンの雰囲気に合う服装で訪問するといいでしょう。なぜなら、多くのサロンは「お店の雰囲気に合う人かどうか」を気にしているからです。そのほか、大切なことをメモする筆記用具も忘れないことも大切。スマホやタブレットでメモするのは、遊んでいるのと誤解される恐れがあるので、メモ帳やボールペンを用意したいところ。やる気をアピールする意味でも、「手ぶら」は避けましょう。

 

 

ところで、サロン見学の目的は何ですか?

 

サロン見学をする前に、ぜひやってほしいのが「サロンのどこを見るか」をハッキリさせることです。たとえば、サロンの中にいるお客さまとスタイリストのやり取りを見れば、そのサロンの「接客スタイル」が見えてきますし、スタイリストとアシスタントの関係に注目すれば「人間関係」が見えてくるかもしれません。

 

共有スペースであるバックヤードを覗かせてもらうと、意外な発見があるでしょう。スタッフ同士に思いやりがあるサロンの場合は、共有スペースのバックヤードは整理整頓されています。

 

もう一つ重要なのは、「何を聞くか」です。転職目的がスタイリストデビューなら教育カリキュラムや、レッスンをする時間なども、確かめておいたほうがいいでしょう。

 

 

当たり前のことを聞くのは失礼

 

せっかくの機会ですから、いろいろと質問するのはいいことです。しかしながら、求人広告やサロンのホームページに記載されている内容について尋ねるのは控えましょう。給与や休日など明記されている募集要項の内容を質問すると、相手に「準備不足」の印象を与えてしまいます。

 

接客時のこだわりや、開店から閉店までの具体的な流れなど、どこにも出ていない内容について質問してみてはいかがでしょうか。

 

自分が働くことになったときのイメージが膨らむような質問なら、相手にも「前向きに働く気持ちがある」と思ってもらえるかもしれません。反対に「離職率はどのくらいですか?」などネガティブな情報を引き出そうとするといい顔をされないでしょう。

 

 

有意義なサロン見学のために必要なのは、綿密な準備と言えそうです。よくサロンのことを調べたうえで、自分がそこで働くために知っておくべきことを整理しましょう。間違っても、見学中に手ぶらでボーっとしないようにしてくださいね!

 

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